■節子への挽歌3313:金木犀の香り
節子
金木犀が香りだしています。
家の中にまで香ってきます。
雨続きだったのですが、ようやく秋らしくなり、花が元気になってきています。
手入れ不足だったこともあり、琉球朝顔がいたるところにツルを延ばしているのが、気になりますが、そろそろまた庭の花木の手入れもしなければいけません。
人は季節と無縁には生きていけません。
しかし、この数年、かなり無縁に生きてきたような気もします。
季節の変わり目は、人の暮らしにリズムをつけてくれます。
季節をあまり感じないのは、暮らしにリズムがないからでしょう。
リズムを取り戻さなければいけません。
節子がいた頃は、春には桜を見に行き、秋には紅葉を見に行きました。
しかし、節子がいなくなってからは、桜も紅葉も、見ることはあっても、見に行くことはありません。
この違いは大きいのです。
毎年、今年は見に行こうかと思うこともあります。
でも、いつの間にか、季節は過ぎてしまっているのです。
わが家は、春にはジャスミンが、秋には金木犀が、香ってくれます。
今年は、紅葉を見に行けるといいのですが。
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