■節子への挽歌3294:百姓的な生き方
節子
リビングに照明ライトが突然つかなくなりました。
メインテナンスを契約しているところに連絡しましたが、寿命ではないかといわれました。
そういえば、先月は浄水器が壊れ、これも問い合わせたら、もう部品がないと言われ、買い換えることになりました。
娘は15年も使ったのだからといいますが、私はどうも納得できません。
住居備品は10年経過したころから次々と故障しだしています。
節子がいないので、私もその対応に巻き込まれてしまっています。
しかし、どうも納得できません。
埋め込みのエアコンは6年ほどで壊れてしまい、直してもらったのに、結局、すぐまたおかしくなってしまいました。
そのため、わが家はあまりエアコンを使わなくなってしまったのですが、埋め込めのため付け替えるのが難しいのだそうです。
浄水器もそうでした。
埋め込み型の場合は、もう少し寿命設計を長くしておいてほしいものです。
攻めて部品くらいは残してほしいです。
メーカーを告発した気分です。
今回の照明ライトも、当初からの備付でした。
メインテナンス会社に頼むとかなり高そうなので、自分で取り換えることにしました。
娘は、無茶だからやめろと言いましたが、節約するためには自分でできることは自分でやらなくてはいけません。
それにそもそもお金はできるだけ使わないのが、私の信条です。
それで脚立を立てて、にわか工事屋さんです。
汗をかきましたが、何とかはずせました。
後は市販の照明器具を購入してくれば、自分でセットできますから、かなりの節約になりました。
先日の台風で倒壊した藤棚も、外注すると15000円かかるというので、自分で解体しました。現金を節約するのも大変です。
節子がいたらどうしたでしょうか。
私の理想は「百姓的な生き方」です。
自分でできることは自分でする。
ただ残念ながら、私は器用さに大きく欠けています。
だから修繕のつもりが完全破壊につながることも多いのです。
だから家族は私が修理すると言うと何とかして止めさせようとするわけです。
照明器具は、たぶんどれかの部品が壊れただけでしょう。
それが見つかればいいのですが、残念ながらそれを見つけるすべがありません。
しかし、節子のお気に入りだった照明器具ですので、廃棄するのに躊躇します。
節子が埋め込んだわが家の住居備品が次々となくなっているのは、ちょっとさびしい気もします。
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