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2016/09/22

■節子への挽歌3305:30代の若者たちから元気をもらいました

節子
子ども関係のNPOの立ち上げを考えているので、相談に乗ってほしいと言われて、今日は雨の中を湯島に出かけました。
以前から知っているKさんが、一緒にやろうとしているSさんを同行してやってきました。
何の相談なのかと質問したら、Kさんが、パートナーのSさんに私の紹介をしたいのだが、説明できないので連れてきました、というのです。
2人とも30代の女性です。
Sさんは、あるNPOに関わりだしたのだそうですが、その集まりで、私の名前が出て、私をよく知っている人と知らない人とでは、温度差がありすぎるので、ちょっと興味を持ったそうです。

私自身、自己紹介があまりうまくないのですが、それは要するに、私自身が自分のことをよくわかっていないからです。
それに、自分を他者にわかってもらおうなどという気もさらさらありません。
時に、自己紹介をしなければいけないことがありますが、いつも言葉にした途端に、誰かほかの人のことを話したような気になってしまい、後悔します。
自分でもわからないのですから、言葉で説明することは無理なのです。
それは私に限ったことではないでしょう。
そもそもどんな人なのかを言葉にすることは、誰であっても難しいのです。
言葉で語られるひとは、たぶん本人とは別の人です。
この挽歌で語られている節子もまた、節子本人が読んだら、私のことではないというかもしれません。
私にとっての節子は、節子にとっての節子とは、違うのです。

自己紹介はできませんが、少しだけ、私の生き方を話しました。
10分ほどでしょうか。
それを聴きおわったSさんは、私を受けいれてくれたようです。
つまりわかってくれたということです。
Sさんにとっての私が生まれたのです。
そこから2時間以上、SさんとKさんが考えていることに関して、話をしました。
少しは役に立ったかもしれません。

いろんな人が相談に来ます。
しかし、実は相談することをわからないままに相談に来る人がほとんどです。
だから疲れることが多いのですが、今日は、あまり疲れずにすみました。
彼らのこれからの活動が楽しみです。

保育の世界にささやかに関わりだしたのは25年ほど前でした。
その後、保育の世界は、私の感じでは、大人の都合が優先される方向で問題が設定されるようになってきているような気がします。
「保育園落ちた、日本死ね」などという文化が保育の世界を覆ってしまったのです。
それに違和感を持って、その世界からは離れていましたが、今日の2人と話していて、新しい動きが出てくる期待が戻ってきました。
私に何ができるかを考えようと思い出しました。

新しい風を起こそうとしている人に会うと、元気が出ます。

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