■節子への挽歌3309:さつまいもの収穫
節子
畑に行って、さつまいもを掘ってきました。
残念ながら、まだ早すぎて、十分に成長しておらず、大失敗でした。
それでも少しだけ収穫できました。
予定ではこの5倍は収穫できたはずですが。
節子がいたら、ひとつだけ掘り起こしてから収穫時期かどうかを判断したでしょうが、私はまずはすべてを刈り取ってから、掘り起こすという性格です。
芋を堀り出した時には、もう地上の葉っぱがなくなってしまっているというわけです。
出てくるのが、まだ小さなものばかりであることに気づいて、失敗に気づくわけです。
まあ、これは、性格の問題なので、簡単には治りません。
それはそれとして、最初に節子とさつまいもを植えたのは、もう40年ほど前でしょうか。
いまの家に転居してくる前、わが家の隣がまだどこにも売れずに残っていました。
そこに、いまから思えば、たぶん無断でさつまいもを植えてしまいました。
収穫時期に、近所の子どもたちに声をかけて、みんなで芋ほりをしました。
節子は、そういうことが好きでした。
いや、あれはジャガイモだったかもしれません。
掘り起こした後、カレーライスをみんなで食べたような気がします。
節子がいたら、このさつまいもをどうするでしょうか。。
焼き芋がいいかもしれません。
少し天日干しして甘みを出してから、節子にお供えしようと思います。
今年の収穫は、これでおしまいですが、時間を見てまた秋野菜を植えてみようと思います。
まあ食用になるかどうかは疑問ですが、野菜を植えないと、どんどん野草に侵食されるのです。
自然界は、まさに「いのちがひしめき合う場」なのです。
写真だと小さく見えますが、一番手前のさつまいもは長さが約20センチです。
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