■節子への挽歌3325:代々木の青少年総合センターに行きました
節子
昨日は、久しぶりに代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターのイベントに参加しました。
15年ぶりくらいでしょうか。
ここでは以前、コムケアの発表会などを何回か行なったことがあります。
節子も参加したこともありますが、それ以上に、記憶がよみがえってくるのは、節子の発病で、私の気が萎えていた時に開催した時の記憶です。
その時は、前日からここに宿泊しましたが、遠くから来て前泊した発表者たちと夕食を一緒にしました。
その時、私と同じく、伴侶の病気になった人がいました。
お互いに元気を装っていましたが、お互いにすぐ、心の底を感じていました。
彼女も、私と前後して、伴侶を見送りました。
私よりはずっと気丈夫の人で、彼女が主催する予定のイベントの直前に、伴侶がなくなりました。
しかし、彼女は予定を変えることなく、そのイベントを開催しました。
私も参加させてもらいましたが、彼女の振る舞いは凜としていました。
私には太刀打ちできないほどに。
しかし、それからしばらくして、彼女は、同じような体験をした女性を連れて、湯島に来ました。
そこでお互いに涙を流しながら、悲しみを共有しました。
しかし、30分ほどして、彼女は、きっぱりと、これでこの話は終わり、と言って、いつもの彼女に戻りました。
女性は強いなと、思いました。
その方が書いた本をいただいたことがあり、節子もその本を読みました。
節子の感想は、すごい人だという一言でした。
彼女と久しく会っていません。
群馬にお住まいですが、どうされているでしょうか。
私よりも少し年上です。
彼女の、あの凛とした振る舞いがいまでも心に残っています。
| 固定リンク
「妻への挽歌17」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3500:庭の整理という大仕事(2017.04.05)
- ■節子への挽歌3498:手賀沼公園がにぎわっていました(2017.04.02)
- ■節子への挽歌3497:桜の季節がきました(2017.04.01)
- ■節子への挽歌3496:節子がつなげてくれた縁(2017.03.31)
コメント