■節子への挽歌3315:どうしたもんじゃろのう
節子
今日から10月ですが、急に寒いほどの日になりました。
こたつがほしいくらいです。
季節感を取り戻そうとしていたのですが、なかなかうまくいきません。
ところで、わが家の経験則の一つに、「10年周期で家族の誰かが旅立つ」という、いささか「こわい法則?」があります。
これは、娘が気づいたことなのですが、同居していた私の父が亡くなったのが1987年、母がなくなったのが1997年、そして節子がなくなったのが2007年です。
まさに10年周期です。
この定めが事実だとしたら、来年が、その10年目に当たります。
いまのところ、同居している家族は娘だけですので、それぞれの確率は50%。
もちろん年齢的なことで言えば、私が順番ですが、節子の事例でわかるように、年齢順とは限りません。
というわけで、わが家にはこの不気味な定めが覆っているのです。
この定めの呪縛から抜け出るにはどうしたらいいか。
これはさすがに難問です。
定めを決めた人に事情を話して、今回だけは定めを解除してもらうのがいいですが、だれにどうお願いすればいいかわかりません。
それに、今回パスすると、私はさらに10年旅立てなくなります。
さて、どうしたものか。
今日、終わったNHK朝ドラの「とと姉ちゃん」の常子の口癖ではありませんが、「どうしたもんじゃろのう」です。
そんな「定め」のことをすっかり忘れてしまい、今年は、がんばっていろんなことを始めてしまいました。
そのため、もうしばらくは元気で活動してくれないと困ると言われています。
私自身も、最近その気になっているのですが、わが家を覆う「定め」の行方は、私にはどうしようもありません。
困ったものです。
さて、どうしたもんじゃろのう。
| 固定リンク
「妻への挽歌17」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3500:庭の整理という大仕事(2017.04.05)
- ■節子への挽歌3498:手賀沼公園がにぎわっていました(2017.04.02)
- ■節子への挽歌3497:桜の季節がきました(2017.04.01)
- ■節子への挽歌3496:節子がつなげてくれた縁(2017.03.31)
コメント