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2016/10/01

■節子への挽歌3315:どうしたもんじゃろのう

節子
今日から10月ですが、急に寒いほどの日になりました。
こたつがほしいくらいです。
季節感を取り戻そうとしていたのですが、なかなかうまくいきません。

ところで、わが家の経験則の一つに、「10年周期で家族の誰かが旅立つ」という、いささか「こわい法則?」があります。
これは、娘が気づいたことなのですが、同居していた私の父が亡くなったのが1987年、母がなくなったのが1997年、そして節子がなくなったのが2007年です。
まさに10年周期です。
この定めが事実だとしたら、来年が、その10年目に当たります。
いまのところ、同居している家族は娘だけですので、それぞれの確率は50%。
もちろん年齢的なことで言えば、私が順番ですが、節子の事例でわかるように、年齢順とは限りません。
というわけで、わが家にはこの不気味な定めが覆っているのです。

この定めの呪縛から抜け出るにはどうしたらいいか。
これはさすがに難問です。
定めを決めた人に事情を話して、今回だけは定めを解除してもらうのがいいですが、だれにどうお願いすればいいかわかりません。
それに、今回パスすると、私はさらに10年旅立てなくなります。
さて、どうしたものか。
今日、終わったNHK朝ドラの「とと姉ちゃん」の常子の口癖ではありませんが、「どうしたもんじゃろのう」です。

そんな「定め」のことをすっかり忘れてしまい、今年は、がんばっていろんなことを始めてしまいました。
そのため、もうしばらくは元気で活動してくれないと困ると言われています。
私自身も、最近その気になっているのですが、わが家を覆う「定め」の行方は、私にはどうしようもありません。
困ったものです。

さて、どうしたもんじゃろのう。

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