■節子への挽歌3326:「ジェイソン・ボーン」
節子
今日は午前中、時間がとれたので、久しぶりに映画を観にいきました。
先日、封切られた「ジェイソン・ボーン」。
私が最近、一番面白いと思っているシリーズの映画です。
国家権力を暴くアクションものですので、節子にはまったく興味がないジャンルです。
この映画の第1作の「ボーン・アイデンティティ」は、娘から教えてもらったのですが、そんなこともあって、その時には映画を観には行きませんでした。
節子と一緒の頃は、一人で映画を観に行くということはありませんでした。
「ボーン・アイデンティティ」を観たのは、テレビで放映された時です。
以来、すっかりファンになってしまいました。
これまでのシリーズ作品は、いずれもかなりの回数を観ていますが、何回、観ても不思議と飽きないのです。
今日は、私よりもボーンファンの娘も時間があったので、一緒に行くことにしました。
私は、節子と一緒にいたころ、いつも2人で行動していたので、一人で映画に行くのさえ苦手なのです。
朝一番の回に行ったのですが、予想に反して、空いていました。
劇場に入ったら、まだおひとりしかいませんでした。
しかも、その人はなぜか私の席の真ん前でした。
この劇場は自らがあらかじめ席を取っておくのだそうで、娘がとっておいてくれたのです。
開演前まで時間があったので、その人と話しました。
私とたぶん同世代の男性で、毎週、このシアターに映画を観に来ているのだそうです。
最近の映画はついていけないこともあるので、観た後、DVDを借りてきて、観直すこともあるそうです。
よくわかります。
私も最近は、同じようなことをやっているからです。
2時間の映画はあっというまでした。
正直、予想したいたよりは退屈でしたが、まあこれからまた何回か観るうちに好きになるでしょう。
いつもそうなのです。
やはり第1作が一番よかったというのが、私と娘の共通の意見でした。
最近少し時間に追われがちな日々ですが、久しぶりに、ボーンの世界に埋没できました。
これも一種の「瞑想」と位置づけましょう。
おかげで、かなり気持ちが明るくなった気がします。
しかし、午後は、また、雑事に追われて、元に戻ってしまいました。
明日からしばらくまた、多用な日々が続きます。
血圧の薬もまたなくなったのですが、お医者さんにも行けません。
困ったものです。
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