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2016/11/23

■ベトナム国会議員の賢明さ

今朝の朝日新聞にこんな記事がありました。

ベトナム国会は22日、日本とロシアの企業が建設を担う南東部ニントアン省の原子力発電所計画を撤回する案を可決した。安全性を見直したところ建設費が当初計画より倍増し、財政的に難しいと判断した。日本にとっては、官民共同で獲得した原発輸出事業が頓挫することになった。

ベトナムの政治家は、まだしっかりした思考力を持っているようです。
この話は、3.11福島原発事故の発生の前に成立した話ですので、福島事故が発生した後は、判断愛量がまったく変わっているはずです。
日本からの情報を、彼らはしっかりと吟味したのでしょう。
ベトナムは、日本以上に電力を必要としているはずですが、賢明な判断をしたと思います。
私には、ベトナムの民度の高さをうらやましく感じます。

しかし、福島原発事故後に、輸出話が成立したインドの場合はどうなるでしょうか。
彼らは、福島の現実をきちんと調べたのでしょうか。
いや、日本は、福島の現実をフェアに伝え、コストや安全性の提案をしたのでしょうか。
そこに大きな疑念を感じます。
私には、どう考えても、詐欺行為としか思えません。
そうでなければ、売れるはずがありません。

それにしても、いまもって原発による電力コストが安いと言っている人がいる。
その一方で、原発事故の被害弁償費用や廃炉費用の巨額さが、それとは無縁に語られているのもおかしな話です。
さらに、原発が雇用を提供すると言っている人がいる。
福島の現実を、見てほしいと思います。
詐欺以外の何物でもないように、私には思えます。

今日の新聞の小さな記事は、私にはちょっとした救いの記事でした。
日本にも、ベトナムの政治家ほどにまともな政治家がいてほしいです。
もしいたら、ぜひお会いしたいです。

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