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2016/11/05

■節子への挽歌3352:バカ素直には困ったものです

節子
今日は、安倍政権を熱烈に支持している人に話をしてもらうサロンでした。
私の付き合っている人たちの多くは、安倍政権には批判的な人が圧倒的に多いので、あまり参加者はいないのではないかと思っていましたが、なんと9人の人が集まりました。
それも遠くからわざわざやって来てくれた人が2人います。
その2人も、安倍政権には批判的な女性です。
帰り際に、そのおふたりに、お休みの日にいろいろと用事の多い中をどうして来てくれたのですかと、大変失礼な質問をしてしまいました。
答えは、「つながりたい」のです、というのです。
いまの社会に不満や不安があるが、一人では何もできないから、と付け加えてくれました。

終了後、5人ほどで居酒屋に行きました。
思想家の川本さんが、サロンには価値を感じていなかったが、参加するようになって、サロンの意味がわかってきたと言い出しました。
サロンから何かが生まれるかもしれない、と。
いやいやそんな手段的な場ではなく、サロンは所詮サロンなんだと言いたかったですが、疲れていたのでやめました。

それにしても、どうして毎回、いろんな人が集まるのでしょうか。
武田さんが、佐藤さんだから集まるんだと言いました。
これは一見褒め言葉にも聞こえますが、佐藤さんの生き方はおかしいということを含意してもいるのです。
たしかに、どこかおかしいのです。
どこがおかしいのか、自分ではわかりませんが、やはりどこかおかしい気が最近はしてきています。

節子がいた頃にはよく節子と帰り道で話したものです。
どうしてみんなサロンに来るのだろうか、不思議だ、と。
私としては、みんなが来るからサロンをやめられないのです。
それどころか、ついつい新しいサロンまではじめてしまうわけです。
昔と違って、いまは好きでやっているわけではないのです。
今日も、実は出かける時に、サロンなんかしなければ今日もゆっくりできるのになと思いました。
サロンなどしなければ、お金もかからないし、準備に気遣いすることも不要です。
どうしてこんな活動をし続けるようになってしまったのでしょうか。
節子も、最初の頃、よくそういっていました。
最近なぜか私自身がそう思うようになってきました。

しかし、わざわざやって来てくれる人がいることほど幸せなことはありません。
だから、やって来てくれた人に、「どうしてサロンになんか参加したのですか」などと質問してはいけません。
それはわかっているのですが、疑問を感ずるとそれがついつい言葉になってしまうのが、私の悪い癖です。

そういえば、昔、あるところから講演を頼まれました。
私の話を聞いても役には立たないだろうなと思いながらも引き受けてしまいました。
そして当日、うっかりと、冒頭、「なんでみなさん私の講演など聴きに来たのですか」と質問してしまいました。
主催者はもちろん、参加者は怒るどころか呆れたことでしょう。
そこからは2度と声はかからず、その主催者ともその後交流がなくなってしまいました。
悪いことをしてしまいました。
こういう失敗は、ときどきあります。

なんでも素直であればいいとは限りません。
困ったものです。
でもまあ、サロンはやめられないでしょう。
できれば、最後に「お別れサロン」をやって、その夜に人生を終えられればと願っています。
人生の最期くらいは、自分で決めたいものです。

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