■挽歌番外編3:手術は無事終了
手術室での体験は、面白かったです。
手術台はまさにテレビの世界で、今回は4人のチームでした。
所要時間は1時間半。
後半は麻酔が弱かったのか、かなり痛かったです。
手術中は基本的に目を閉じているので、様子は見えませんが、言葉の端々で進行状況もわかります。
高久さんが話してもいいですよというので、最初の質問が、ずっと気になっていた「バチバチ」という音です。
止血のためのレーザーでした。
あんまり関係ないですが、徳島大学なのに関東風の語調なので、それも質問。
やはり神奈川出身でした。
余計な質問もしました。
医師と看護師のモチベーションみは何ですかという、いささか失礼ながら、ずっと気になっていることです。
少しして、手術が自分の思い通りいった時の満足感ですね、と答えてくれました。
手術後の私の目を見てそう言ってくれましたので、私の手術は成功だったわけです。
さて問題はその後です。
目を覆われたまま車椅子で病室に戻り、ベッドに横になりました。目はアイスノンで冷やしているので、自由に動けません。
夕方になって腰が痛くなり、どうしようもありません。
やっと入院の気分ですが、看護師はみんな忙しそうなので、自分で解決しなければいけません。
ベッドに座って座禅を組むような形でいたら、高久医師が入ってきました。
もちろん見えませんが。
痛みはないかと訊かれましたが、まあほどほどの痛さですので、ないと答えました。
痛みは今がピークだそうです。
ちょっと張り合いがないと思ったのですが、
続けて先生は、笑いながら、これからまぶたがどんどん晴れてくるので、楽しんでください、と言います。
明るくて実にいい。
楽しめるといいのですが。
まあこれだけカジュアルだと、目を使ってもいいでしょう。
というわけで、こっそりとアイパッドを使い出しました。
ただしネットにはつなげられませんが。
でも考えたらほうさくはありそうです。
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