■節子への挽歌3379:旅立ちの前に会っておくことも大事かもしれません
節子
友人知人の訃報がまた届く季節になりました。
便りがないのは良い知らせ、とは限りません。
足利のシャーロキアンの、中島さんの訃報が届きました。
私は数回しか会っていませんが、心に残る人の一人でした。
もう20年近くお会いしていませんが、なぜか時々思い出す人です。
奥様から、良い人生だったと思うという便りが届きましたが、私もそう思います。
訃報ではなく、うれしい連絡もありました。
意外な人からのメールです。
ご無沙汰しています。 FacebookのImagine!想像力を取り戻そう!を拝読しました。 全私保連で毎月お目にかかっていたときの佐藤さんと変わらない佐藤さんが そこにいました。京都で保育園をやっている室田さんです。 そのお人柄と取り組みに関心を持って、一度、その方の保育園を訪れたことがあります。 自然の中にある、とても魅力的な保育園でした。 室田さんの子ども観もさることながら、生き方が魅力的でした。 やはりずっと気になっているお一人です。 室田さんは、こう書いています。
イマジンを聴きながら、 佐藤さんも私もdreamerという点で、今も変わっていないのだと思います。
人は変わっていくものですが、変われない人もいる。
私の周りには、そういう人が少なくありません。
変わっていく人は、いつか姿を現さなくなります。
しばらくして、テレビや新聞でお姿を見る人も少なくありません。
しかし、変われない人は、テレビには登場しません。
でもしっかりと夢は持ち続けていて、あきらめることはありません。
室田さんは、いまどうもまた新しい夢を見ているようです。
それに関して、一度お会いしたいという連絡です。
一日も早くお会いしたいですが、京都と東京なので、すぐにとはいきません。
12月はお互いに日程調整が難しくて、結局、お会いするのは年明けになりそうです。
今日はもうひとりの友人からうれしいメールが来ました。
先日、ほぼ20年ぶりくらいにお会いした方からです。
久しぶりにお話しできて楽しかったというメールです。
ただそれだけのことなのでが、なぜか無性にうれしい気がします。
そんなに話したわけではありません。
ちょっとしたやりとりでしたが、しかし密度の濃い話でした。
世界をパーティシペート、つまり融即するという話です。
今日のメールには、これからは「シンポジウム・オーケストラ」が必要だと書かれていました。
体調がまだ完全ではないようですが、年があけたらまた一度、お話しできればと思っています。
彼岸に旅立つ前に、会いたい人が最近増えてきました。
彼岸でも会えるのですから、必要もないのですが、まあ念のために、です。
彼岸は別世界かもしれませんし。
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コメント
佐藤さん、
彼岸はこんな世界だという報告があります。
佐藤さんは眉をひそめるでしょうけれど。。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~spbook/life-after-death/life-after-death-intro.htm
投稿: 小林正幸 | 2016/12/04 08:43
小林さん
いつもありがとうございます。
眉をひそめることなど全くありません。
霊界通信も含めて、受け入れています。私のまわりにもそういう人もいますし、その現場にも立ち会ったこともあります。
最近も、そういう人が湯島にも来ました。
私の理解では、ほとんどの人が、無意識のうちに、その種の世界と交流していると思っています。
投稿: 佐藤修 | 2016/12/04 09:31
佐藤さん、
良かったです。
事実を事実として受け入れることができる人はとても少ないです。特に科学などの知識にがんじがらめになっている人は、頭から否定するか笑い飛ばすだけで真摯に検証することから逃避しがちです。
根拠なくただ丸呑みにして「信じる」のではなく、事実を検証して確固とした知識の上に上部構造を構築し直す段階に私たちはいるのだと思っています。
摂理がどうあるのか検証するためには、私たちの今の科学の手法はあまりに未熟です。それでも誠実な一流の科学者は、宇宙の創生や生物の発生に、根元のデザイン者を想定せざるを得ない、と認めています。それが、私が知りたい神です。日本語の「神」という用語とは異なる存在かもしれませんが。
どうぞ良い一日を!
(冬は楽器も手も冷えて練習はキツイですが、摂理を知るための私の方法なので、楽しいです。)
投稿: 小林正幸 | 2016/12/04 10:12