■挽歌番外編2:入院2日目の朝
今日は手術日です。
朝、6時起床。
となりのベッドの川村さんは、警備のお仕事をされていますが、海沿いの寒いところで仕事をしていたら、急に笛が吹けなくなったのだそうです。
一昨日病院にきたら、即入院。生まれてはじめての入院だそうです。
カーテン越しの会話ですが、いろんな物語が描けます。
前回の入院時もそうでしたが、病院からも社会は見えてきます。
そういえば、前回の入院時に会った、あの若い美容師は元気でしょうか。
私は、一度でも会うと、誰とでもずっと付き合いたくなる性向があるのです。
彼が渡してくれた勤務先にメールしましたが、返信はありませんでした。
どうも私の性向はかなり特殊のようです。
さて今日は、9時に手術室に入り、手術です。
血圧検査にきた若い男性の看護師遠藤さんが、緊張していますかと訊ねてきましたが、手術なので緊張すべきかもしれません。
しかし、どうも実感がない。
と思っていたら、今度は別の看護師が来て、点滴の準備をしてくれました。
手術中は点滴をしているのだそうで、だんだん手術の状況ができてきて、ちょっとずつ緊張感が高まります。
今回は部分麻酔ですので、家族の同伴はやめ、私一人で病室に向かいます。
朝食も終わったので、そろそろ「お迎え」がくる頃です。
これからしばらくは、目が使えなくなるので、書き込みがなくなります。
では新しい 体験の始まりです。
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