■節子への挽歌3423:はみ出し者のたまり場
節子
昨日はまたとても刺激的な人に会いました。
社会からかなりはみ出している人です。
18歳で、岡本太郎に認められて、岡本太郎賞を受賞したデザイナーの鈴木さんです。
その経緯も、実に面白い話ですが、岡本太郎が評価した人ですから、その方もかなり型破りの人です。
見た感じからして、そうでした。
道で会ったら、もしkしたらちょっとよけて通るかもしれません。
昨日も、どでかいバイクでやってきました。
これまでの仕事の内容を見せてもらったら、それはもうとんでもなく面白そうなものばかりでした。
私が大好きだった、久保キリコさんの自宅の設計にも関わったようです。
なぜそんな人がやって来たかといえば、
これまたいささか現世離れした友人から、ある活動を起こしたいと相談を受けました。
それはあるところで、新しい発想のカフェを開店するという話なのですが、論理的に考えると、夢のような話なのです。
その件で話をする予定にしていたのですが、それを知った鈴木さんが応援に駆け付けたというわけです。
かなり風変りの人ですからと彼女から事前に話は聞いていましたが、思っていた通りの人でした。
ですからすぐに心が通じました。
話しぶりからも、いかにドラマティックな人生を送って来たかを感じます。
バブル崩壊以前は、さぞかし華やかな毎日だったでしょう。
しかし、いまは、たぶんあまり生きやすい社会ではないでしょう。
才能は溢れすぎているはずですが、現実とのずれがかなりあるでしょう。
私の感覚では、いまは偽物の時代ですから。
そんなわけで、私は実に魅力を感じました。
かなりの危うさも伴いますが。
まあ少しご一緒することになるかもしれません。
ところで、昨日は、湯島に、3組7人の人が来ました。
みんなかなり社会からはみ出した人ばかりです。
2番目の人は節子もよく知っている大川さん。
彼もまあ現在の社会では絶滅種の仲間でしょう。
そして3組目は4人でしたが、これまた強烈な個性の持ち主ばかりでした。
個性的な人たちと付き合うのは、刺激的ではありますが、こう多いといささかつかれます。
それにしても、どうして湯島にはこうおかしな人ばかり来るのでしょうか。
困ったものです。
| 固定リンク
「妻への挽歌17」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3500:庭の整理という大仕事(2017.04.05)
- ■節子への挽歌3498:手賀沼公園がにぎわっていました(2017.04.02)
- ■節子への挽歌3497:桜の季節がきました(2017.04.01)
- ■節子への挽歌3496:節子がつなげてくれた縁(2017.03.31)
コメント
私がぼんやりと感じていた違和感がなんだったのか判ってきたような気がしました。
湯島に集まる方のほとんどは、大金持ちではないかもしれませんが食うに困らない高等遊民なのではありませんか?
心配していた湯島の部屋も家賃滞納で維持できなくなる心配はないことがわかりましたし。
私は住む世界がみなさんと違うのかもしれません。
身近に破産や自殺やがあり、自分自身もリストラに会い、いつ食えなくなり住むところを失うかわからない恐怖にさらされています。
話が噛み合うわけがありませんね。。
投稿: 小林正幸 | 2017/01/20 22:26