■節子への挽歌3427:朝晩の歯磨き
節子
この1週間はいささか気分のすぐれない1週間でした。
体調は大丈夫なのですが、どうも気が出てこない。
なにやら忙しく動いていたような気もしますが、実のない1週間でした。
人は忙しい時ほど、暇になる、という感じです。
前にも書きましたが、私が暇だと思う時は、解くべき問題がない時です。
だから時間的な忙しさと私の暇はほぼ同値なのです。
どうして面白いことはないのか。
たぶん私がどんどん世間から離脱しているからなのでしょう。
世の中には解くべき問題はたくさんあるでしょうが、いまの私は狭い世界に浸っていますので、どうもそうした刺戟的な問題に出会うことが少ないのかもしれません。
暇をもてあそびながらも、どこかで暇を目指しているところもある。
要は、私自身の生命力が枯渇しだしているのかもしれません。
ところで、数日前から、かなり規則正しい生活になりだしています。
起きた時と寝る時に歯を磨くようになったのです。
それで生活が規則正しくなったといえるのかといわれそうですが、何しろ1日の始まりと最後の作業が明確になったことの意味は大きいです。
なぜそうなったかですが、それにはそれぞれに理由があるのでです。
先日、テレビの「ガッテン」という番組を見ていたら、朝起きてすぐ歯を磨くと風邪をひかなくなるとあるお医者さんが話していたのです。
知ったことはすぐに実行するのが、私の生き方ですので、それをまずは実行しだしました。
就寝前の歯磨きは、数日前からマウスピースをつけて寝るようになったのです。
歯医者さんから勧められて、私には向いていないなと思いましたが、取り組んだらこれまた調子がいいのです。
就寝中にマウスピースをつけるのは、寝る前に歯を磨かなければいけないのです。
これも歯医者さんから言われたので、素直にそれに従っています。
そんなわけで、1日の始まりと終わりに、私の嫌いな歯磨きをすることになったのです。
実はいずれもまだ3日目です。
問題はこれが持続できるかどうかですが、これを機会に、かなり粗雑になっている生き方を変えてみようかと思いだしているのです。
規則正しい生き方は、私には向いていませんが、朝晩の歯磨きをつづけると何かが変わるかもしれません。
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