■節子への挽歌3446:忘れることはいいことだ
節子
雪の昨日とは違い、今日はまたあたたかな陽光がさしている朝です。
自然の変化は見事というしかありません。
昨日はとても嫌な夢を見ました。
起きた時に心身中に「不安感」が充満しているような気がしました。
もっともその内容は、あまり思い出せません。
起きた時には確かに覚えていましたが、顔を洗ったら、そのまま忘れてしまいました。
しかし残念ながら、不安感はまだ残っています。
最近また気分の変動が激しいです。
昨日、友人がハガキで、本を読んでも読む端から忘れていくということにつづいて、「あの重要な?「佐藤修の3原則」もときどき「なんだっけ?」と思い出せなくなります」と書いてきてくれました。
そういえば、そんな言葉を聞いたことがあったなと私も思い出して、「佐藤修の3原則」ってなんでしたっけ、とメールで質問しました。
今朝、返事が届いていました。
提唱者が覚えていないのですから たとえ3つでも忘れてしまうのは不思議ではありませんね。 安心(?)しました。佐藤修の3原則は 1)いいとこ探し 2)お金より人間関係 3)できることから小さな一歩 です。 覚えていらっしゃいますか?
なるほど。
私の生き方の真ん中にある考えです。
そこで4つ目の原則を加えることにしました。
4)忘れることはいいことだ
最近、夢はすぐ忘れます。
夢だけではなく、いろんなことを忘れる能力が高くなってきています。
そのうちに、生きていることを忘れられるようになるかもしれません。
しかし、いまはまだそこまで行けていません。
内容は忘れてもまだ、昨夜の夢が生み出した不安感は残っています。
もう少し忘れる能力を高めないといけません。
節子のことも忘れられるかもしれません。
忘れるとは、つまり自らと一体になるということですから。
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