■節子への挽歌3485:生涯現役とPPK
節子
連日のサロンやフォーラムでいささか疲れました。
というよりも、昨日のサロンでまたやりたいことがいくつか出てきてしまいました。
帰り際に、サロンに参加した大学院生から、佐藤さんは生涯現役なのですか、と訊かれました。
即座に、そんなことは全く考えていないと応えました。
他者から見ると、どうもそう見えるようですが、そもそも私は「現役」という概念が理解できません。
人は、いつでも「現役」です。
たとえ寝たきりになろうとも、です。
節子は、息を引き取るまで「現役」でした。
勝手に「引退」させてはいけません。
もうひとつ、私の嫌いな言葉の一つが、「ぴんぴんころり」、PPKです。
これほど不真面目な言葉はないと思っています。
人は最後までみんなに迷惑をかけながら、生きるのがいい。
そもそも「生きる」とは、人に迷惑をかけることです。
その意識は普段あまり持っていませんが、死ぬ前くらいは、それを強く意識して、人生を顧みたいと思っています。
それにしても、現世には面白いことがどうしてこんなにあるのでしょうか。
私のような、生きる気力が萎えてしまったものにさえ、死を延期させたいほどの面白い課題が山積です。
彼岸にも、これほど面白いことがあるのでしょうか。
それがちょっと気になります。
さて、明日もまた、サロンです。
テーマは「コスタリカ」。
いつもの常連はあまり参加しませんが、私の知らない人からの参加申し込みが数人あります。
また新しい出会いがありますが、新しいテーマ、やりたいことが、これ以上、出て来なければいいのですが。
今日は久しぶりに自宅でのんびりできそうです。
たぶん。
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