■節子への挽歌3472:高林ゲーム
節子
節子はお会いする機会がありませんでしたが、宇治で認知症予防活動に取り組んでいる高林さんから「魔法のことば」という小冊子が届きました。
高林さんは「認知症予防ネット」というNPOの理事長です。
認知症予防ゲームを広げようと、独自の工夫を凝らして、見事なゲームを生み出しています。
名前は「みんなの認知症予防ゲーム」。
この名前になったいきさつは、いろいろありますし、私も少し関わらせてもらっています。
全国に高林さんのシンパがいて、昨年12月に全国のゲームリーダーを開催したのですが、その参加者のアンケートの問いかけとその回答を小冊子にまとめたのが、送られてきた「魔法の言葉」です。
高林さんらしいスタイルと内容です。
高林さんはもう80代半ばです。
しかし、このゲームをやっているせいか、いまもなお若々しいのです。
常に前を向いています。
そしていつも笑顔です。
この歳になって、自分が生きてきたという確かなものがほしくなったという友人に会いました。
その人も他者から見れば、大学教授として活躍してきてますが、どうもそれではだめのようです。
私は、生きた証などにはまったく興味はないのですが、ある年齢になって、これまでの人生を振り返った時に、そんな気持ちになる人もいるようです。
その点、高林さんは見事なまでに足跡を残してきています。
高林さんが育て上げてきたゲームは、「高林ゲーム」と私は呼びたいと思いますが、高林さんの人生は、そこに凝縮されてきているのかもしれません。
高林さんのライフワークです。
人の生き方は、さまざまです。
節子がもし今も元気だったら、節子はどういう生き方をしていたでしょうか。
今日は寒いですが、太陽のおかげで、ちょっと気分が晴れています。
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