■節子への挽歌3491:選挙の投票に行くのもさびしさがあります
節子
今日は千葉県知事の選挙投票日です。
私は選挙に行かなかったことはこれまで一度もないと思いますが、これはわが家のルールでもありました。
いつも基本的には家族みんなで投票に行きました。
少なくとも節子とは必ず一緒でした。
ですから選挙があるたびに、節子がいなくなったことを毎回実感させられます。
選挙に行く途中に、お互い誰に投票するかについての会話がありましたが、実際に誰に投票したかはわが家では基本的に話し合わないようになっています。
私はいつも公開していますが、娘たちは教えてくれません。
節子も明言はしませんでしたが、大体わかりました。
私とは意見が合わないこともありました。
今日は、雨の中、午前中に投票に行きましたが、なんと投票率は5%にも達していませんでした。
それにはいささか驚きましたが、議会制民主主義もそろそろ根本から見直すべき時期に来ているのかもしれません。
そういえば、今回はそもそもせんきょをやっていることさえ気がつかないほどの選挙でした。
市議会選挙や国政選挙の場合は、電話も良くかかってきますが、今回は一本も電話はありませんでした。
県知事と生活はなかなかつながってこないのです。
選挙でさえ、節子がいた頃と今とでは、違ったものになってしまったような気がします。
大げさに言えば、世界が変わってしまっているわけです。
不思議なものです。
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