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2017/03/11

■節子への挽歌3476:大きく変わった人生をどう捉えるか

節子
時評編で書きましたが、広島の煙石さんの事件に対して、最高裁が無罪判決を出しました。
煙石さんの冤罪が晴れたわけです。
他人事ながら、うれしいことです。

しかし、無罪判決が出ても、煙石さん家族の人生は、大きく変わってしまったことでしょう。
一度傷ついた人生を戻すことはとても難しい。
さまざまな思いが錯綜していることでしょう。
煙石さん家族の平安を祈るばかりです。

話はいささか飛躍しますが、韓国の朴槿恵大統領が罷免されました。
朴槿恵さんは、父親だった朴正煕大統領が殺害された後、それまで一緒にやって来ていた人たちが離れていってしまったということを書いていました。
そのため、たぶん人間不信になっていたのではないかと思います。
いつもその表情は、さびしかった。
両親が殺害されたことで、彼女の人生は二度、大きく変わったわけです。
一度ならず二度、傷ついたといってもいい。
その深さは想像に絶します。
そこに、私はこだわっていますので、今の韓国の人たちのやりようには共感できません。

煙石さんや朴槿恵さんとはまったく事情は違いますが、私もまた、節子に先立たれることで、人生は大きく変わってしまいました。
変わった人生は、時間が癒すなどとは全く無縁な話です。
癒すとか癒さないなどいう話ではないのです。
変わったものは変わったものです。
問題は、その「新しい人生」をどう受け止め、どう生きるかです。
私の場合は、それをきちんと受け止め、いい方向に捕えることができるようになるまでに、10年近くかかりました。

そして今思うのは、人生には良いも悪いもない、ということです。
良いと思うか悪いと思うかだけなのです。
どんな体験も、良いと思えるような生き方ができれば、それこそ心は平安になれるでしょう。
私自身はまだまだ俗事に惑わされて、心は平安とは程遠いところにありますが、どんなことも「私にとって良いこと」と受け止めたいと思いながら、生きるようになってきています。
時に、大きくふらつくことはありますが。

煙石さんと朴槿恵さんの、心の平安を祈ります。

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