■沖縄から始まる未来
韓国では大統領が逮捕される事態になりました。
国民の声が、大きな力を持ったと言われています。
こうした動きは世界的に広がっています。
ポピュリズムと一蹴する人もいますが、その背後には大きな社会の対立軸の変化があるように思います。
日本では、なぜそうした国民の力が生まれないのかという人が、私のまわりにも多いのですが、日本でも起こり始めています。
たとえば、昨年8月に出版された本ですが、「沖縄の乱」(野里洋)という本があります。
この本も、多くの人に読んでほしい本です。
政治の構造が変化してきていることがわかります。
与党対野党で捉えていては、何も見えてきません。
韓国の国民デモよりも、沖縄の人たちの活動を、もっと首都圏のマスコミでも取り上げてくれたら、日本は変わるかもしれないと思います。
沖縄には、未来を感じます。
沖縄に関する本は、何冊か読みましたが、この本とまったく真逆な主張の本もあります。
途中で投げ出したくなった本もあります。
しかし、この本は多くの人に読んでほしいと思います。
沖縄の人たちの苦労の上に、もし私たちの安楽な生活があるのであれば、せめて1冊の本を読むくらいのことはしたいと思います。
世界の対立軸が変わったのシリーズが書けずにいましたが、また書きだそうと思います。
| 固定リンク
「政治時評」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「市会議員選挙に立候補して考えたこと」報告(2023.02.01)
- ■国家の安全保障のために政府には「機密」があってもいい、という「常識」(2023.01.26)
- ■「嘘つきは政治家のはじまり」にしてはいけません (2023.01.26)
- ■国会議員ローテーション制度に賛成します(2023.01.17)
- ■戦争をやめさせたいのであれば、戦争をつづける人に加担すべきではない(2022.12.22)
「平和時評」カテゴリの記事
- ■戦争をやめさせたいのであれば、戦争をつづける人に加担すべきではない(2022.12.22)
- ■外交が見えない(2022.12.21)
- ■汚れ役はいつも「端役」に任される(2022.12.18)
- ■「善徳女王」に金庾信(キム・ユシン)が登場(2022.12.07)
- ■節子への挽歌5487:最高に幸せな気分の日でした(2022.12.06)
コメント