■節子への挽歌3489:健康診断の結果
節子
2か月前に受けた後期高齢者健康診断の結果をユカが聞いてきてくれました。
1月に、どこでどう間違ったか、うっかりして検査を受けてしまったのですが、結果を聞きに行っていなかったのです。
心配して、娘がついに聞いてきてくれたわけです。
結果は血圧と悪玉コレストロールだけが問題なので、まあ問題なしでしょう。
医師から、お父さんはちゃんと血圧の薬を飲んでいるかと訊かれて、娘は飲んでないようですと答えたそうです。
まあ遠藤医師も、「想定内」の話でしょう。
受診票ももらってきてくれましたが、質問への私の回答を見直していると、医師もモチベーションは下がるだろうなと思いました。
たとえば、「生活習慣を改善してみようと思いますか?」という問いには、「改善するつもりはない」と答えています。
「保健指導を受ける機会があれば活用しますか?」にも、私は「いいえ」と答えています。
そういう気ならば、健康診断など受けるなよと、遠藤さんは思ったかもしれません。
悪いことをしました。
後期高齢者としては、もう健康診断を受けるのはやめましょう。
もっと若い人に医療費は充当すべきです。
医療保険にも入っていないのですが、これは入ることにしました。
低所得者の場合、入院などで医療費がかかると大変なことを、前回の入院の時の同室者から教えてもらいました。
ちょっと矛盾しているような気もしますが、まあ娘たちに金銭的な迷惑をかけることは避けなければいけません。
総合判定は「要医療」になっていますが、まあ血圧だけでしょう。
しかし、170/100ですから、さほど高くはないと言っていいでしょう。
そういえば、数日前に、保健師でもある友人が、降圧剤を飲まないのであれば、水分を1日2リットル飲むようにとメールしてきました。
それで昨日から、お茶を盛んに飲むようにしましたが、2リットルは飲めません。
で、今日でやめることにしました。
生命は、自らが生きるために必要なことはたぶん自らで気づく存在だろうと思います。
生命の終わりも、たぶん自らで気づくのだろうと思います。
節子と過ごした最後の3か月を思い出すと、それがよくわかります。
私はまだ数年はどうも生きているようです。
交通事故や殺人事件や合わなければの話ですが。
| 固定リンク
「妻への挽歌17」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3500:庭の整理という大仕事(2017.04.05)
- ■節子への挽歌3498:手賀沼公園がにぎわっていました(2017.04.02)
- ■節子への挽歌3497:桜の季節がきました(2017.04.01)
- ■節子への挽歌3496:節子がつなげてくれた縁(2017.03.31)
コメント