■節子への挽歌3520:眼科医に飽きてきました
節子
昨日は眼医者に行ってきました。
すごく混んでいる眼医者なので、いつも2時間はかかります。
私は待つのが苦手なのですが、ここはとても巧妙に仕組みられていて、私でも大丈夫です。
まず10~20分待っていると、看護師さんが診察券と保険証を返しに来ます。
それから20分ほどたつと検査室に呼ばれて、眼圧検査や視力検査を行います。
そして瞳孔が開く目薬を点滴されます。
20分ほどたつと薬が効いてきて、検査がしやすくなるのだそうです。
20分近く経つと看護師が来て、その目薬の効果を確認しに来ます。
そしてもう大丈夫なので、そろそろ診察ですと言われます。
そしてそれから少しして診察室に呼ばれるのです。
診察は5~10分で、医師との人間的な交流があります。
こんな次第で、診察終了までに1時間から1時間半かかるのですが、適当な時間をおいて、なんらかの声かけがあるので、待つのがさほど苦痛ではないのです。
20分単位で次の工程に送られる感じですので、飽きることがありません。
苦痛なのは、診察終了後の会計が遅いことです。
これがまた20分ほどかかるのです。
会計が遅い理由は、会計担当者が専門化されていないからです。
この点が、この眼科医の欠点で、これさえ直せば、もっと不満は減るでしょう。
しかし、ここに多くのヒントが含まれているのかもしれません。
私はいつも、どこに改善点がないかと観察しているので、あまり待たされ感がありません。
しかし、もう少し工夫したらもっとみんなが満足するし、待たされ感をもたないだろうなと思うこともあります。
私にコンサルティングさせてもらえれば、待合室の混み具合は減るはずです。
レイアウトや椅子などにも改善点があることにも気づきます。
だから退屈はしませんし、待つことの苦手な私もそれなりに楽しめます。
それにベルトコンベアの上を流れる商品の気持ちも味わえますし。
それはけっこう快適なものです。
まあ、最近の多くの人の生き方はそれに近いのでしょうが。
しかし、時に流れが乱れることがあります。
昨日がそうでした。
最初に50分近くも待たされてしまったのです。
いま来ているのは白内障予防のためですが、白内障の手術をしてしまえば、来なくてよくなります。
定期的に通うか、手術で終わりにするか。
というわけで、うっかり手術をしようと決めてしまいました。
まあこういう無思慮な決断が最近増えています。
さてさてどうするか。
フェイスブックに書いたら、賛否両論で、ますます迷います。
主体性のない生き方は、面白いですが、面倒くさいです。
秋になったら手術をしようと思います。
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