■節子への挽歌3528:大型連休の過ごし方
節子
5月になりました。
大型連休の真っ只中ですが、私にはまったく何の変哲もない日々です。
ただ世間が弛緩していますので、私自身もだらだらと過ごすことになりかねません。
そこでちょっと今年は、がんばってみることにしました。
大部の2冊の専門書を読もうと思います。
「日本病院史」と「医療制度改革の比較政治」です。
いずれも厚さが2センチ以上ある、しかも難しそうな本です。
1冊は友人が編集して出版した本、1冊は友人が書いた本です。
ちょっと私の関心事とは違うので読まずにいたのですが、贈ってもらったり、著者から連絡があったりした本は読むことをルールにしているのです。
私が会社に勤務していた頃の大型連休は、ほぼ家族旅行でした。
どこもかしこも混んでいて、大変でした。
会社を辞めてからは、大型連休はむしろ節子と2人でのんびり過ごすようになりました。
ですから大型連休といっても、私にはいつもの日常以上に日常の期間なのです。
しかし、日常は伴侶がいればこそであって、一人だけの日常は退屈はしませんが、なんとなくだらだらしてしまいます。
それでまあ、今年は、机の横にずっと積んでいた専門書に挑戦することにしたわけです。
まあ自分で関心を持った本はどんなに厚くても1日か2日で読めますが、この2冊は2日では読めないでしょう。
そこで今日から読みだしました。
本を急いで読む場合は、並行して読むのがいいのですが、医療制度の専門書は友人の博士論文がベースになっている本なので、なかなか進みません。
2冊合わせて1000頁くらいありますので、1日に200頁は読まないといけませんが、今日は外出したこともあって、それぞれ20~30頁で終わってしまいました。
前途多難です。
まあしかし決めたことはやらなければいけません。
なんとなく義務感的な読書なので、読書三昧とはいえません。
しかし書いた人の苦労を思うと、やはり読まないわけにはいきません。
どうもそういうところが私のおかしなところなのです。
実に困ったものなのですが。
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