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2017/06/20

■節子への挽歌3577:苦歴こそ宝

節子
なかなか元気になれません。
もう大丈夫と思うと、翌日がくっときます。
心配してくれる人もいるのですが、自分の心身をバランスしていくのは難しいものです。
しかし、そのおかげで、私は世界を広げられている、生きる意味を高められていると、思い出しています。

ノートルダム清心女子大学学長だった渡辺和子さんは,遺作になった「どんな時dも人は笑顔になれる」という本の中で、こう書いています。

学歴や職歴よりもたいせつなのは、「苦歴」。 これまで乗り越えてきた数々の苦しみ。 気がつけば、それらは経験という宝になっている。

私もそう思います。
いまの履歴書の構成要素は間違っている。

その本に、渡辺さんは相田みつをさんの「つまづいたおかげで」という詩を紹介しています。
その詩の書きだしはこうなっています。

つまづいたり ころんだり したおかげで 物事を深く考えるようになりました あやまちや失敗をくり返したおかげで 少しずつだが 人のやることを 暖かい眼で見られるようになりました 何回も追いつめられたおかげで 人間としての 自分の弱さと だらしなさを いやというほど知りました だまされたり 裏切られたり したおかげで 馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました

まさに私のこの10年の人生そのものです。

朝から微熱が続いています。
微熱なのに、やけに身体が火照るような感じです。
昨日実はちょっとリビングでうたた寝してしまったのです。
風邪は絶対にひかないとNさんに約束したのに、困ったものです。

今日中に治さないといけません。

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