■節子への挽歌3574:部屋の南側に琉球朝顔を植えました
節子
さわやかな朝でした。
気分もさわやかにしたいのですが、いろいろあって、いささかさわやかではありません。
困ったものです。
部屋の窓の外に、琉球朝顔を受けることにしました。
宿根そうですので、手入れを上手くやれば定着してくれますが、その自信は正直あまりありません。
でも頑張ろうと思います。
私の自宅の仕事場はとても小さく、細長い部屋の両側は書棚になっています。
書籍に囲まれた、小さな空間にデスクが3つあって、そのひとつで私はパソコンをしています。
以前、中国からの若い留学生だった友人から狭いですね、と言われました。
その言葉が今でも忘れられません。
たしかに狭いのです。
しかもその両側に雑誌や書類が山と積まれています。
他にも両側書棚の細長い書庫があります。
ですから時に思い立って、ある書籍を探すとなると大変なのです。
その部屋は南側が窓になっていますが、夏には西日も差します。
ですから窓には朝顔を植えていましたが、水やりを忘れるので、枯れてしまい、最近はネットだけが残っている状況です。
そこにまた琉球朝顔を植えることにしたのです。
琉球朝顔は強い草なので、昨年はわが家の庭を席巻しました。
それで娘たちからは嫌われているのですが、私は大好きです。
節子はどちらかと言えば、弱い花が好きでしたから、琉球朝顔好みではないかもしれません。
仕事場にはエアコンはありません。
ですから冬と夏は快適ではなく、とても仕事ができる環境ではありません。
それで冬と夏はリビングが私の仕事場になりますが、ノートパソコンがあまりいいものがないので、仕事はあんまりできないのです。
しかし今年は、琉球朝顔の応援で何とか夏も仕事をしようと決めました。
まあ、仕事といっても大した仕事はないのですが。
節子がいなくなってからもうじき10年が立たとうとしています。
最近ようやく自分が正常化してきているように思います。
2年ほど前にもそう思ったことがあるのですが、いまから考えれば、やはりまだ正常化していなかったように思います。
まあまた2年後に同じ思いを持つかもしれませんが、最近かなり自分が復活してきた実感を持てるようになりました。
昨日まで、実は体調が良くなかったのですが、今日はめずらしくすっきりです。
さわやかでないのは気分だけですが、今日の青空で気分もよくなるでしょう。
今日は出かける予定でしたが、昨日までの体調の関係で延期させてもらいました。
ですから今日は、何もしなくてもいい1日になったのです。
さて何をしましょうか。
いや何もしなくてもいいのですから、何もしなくてもいい?
表現を間違えました。
今日は何をしてもいい日なのです。
さて何をしましょうか。
何をしようと今日はいい1日になるでしょう。
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