■なんでまだ豊洲が候補に残っているのか
豊洲か築地かがまだもめています。
今日もテレビでやっていましたが、築地市場の人たちの怒りはよくわかります。
でももっと早く声をあげろよと言いたいです。
しかし、たぶん私も同じように、声を上げるべき時にあげていないのでしょうね。
私はこの問題の一番の責任者は、築地市場協会会長の伊藤さんと専門家委員会の平田さんではないかと思っていますし、豊洲移転などあり得ようもないと思っています。
「安全宣言」した「専門家」(何の専門家でしょうか)の平田さんがいまになって、より安全な案など出しても、信頼されるはずはないと私は思いますが、信頼する人がいると言うので不思議です。
しっかりした専門家でまともな常識があれば、安全などと言えるはずもなかったのですが、その肝心の責任が問われないのが私には不思議です。
そういえば原子力規制委員会の田中さんもそうでした。
みんな「専門家」に許容過ぎるように思います。
伊藤さんがどんな人かは知りませんが、まともに自分の仕事場を知り、仕事に誇りを持っている人ならば、そもそもこんな話に乗るはずがありません。
いささか極端に聞こえるかもしれませんが、伊藤さんも平田さんもお金に負けた人にしか見えません。
このテーマの報道で、よくすでに豊洲に6000億円投資したからということが言われます。
だからなんだと、私は思いますが、長い目で見れば6000億円などは些末な金額です。
これからの30年、市場にお世話になる人口が1000万人として、一人あたりにしたら、わずかな金額でしかありません。
そんな計算さえできない人が増えているのが情けないです。
6000億円投資したのだからなどと考える人もまた、私にはお金に負けた人に思えます。
でもまあそもそも巨大な市場という制度にこそ問題があるのではないか。
まあその便宜を享受せざるを得ないのが悔しいですが、築地に残るしか道はないはずなのですが。
まあ、今回の議論はいかにも暴論かもしれませんが。
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