« CWSプライベートにようこそ | トップページ | ■ワークショップ「大災害に備えるために~東日本大震災の実例から教訓を得る」報告 »

2017/06/04

■節子への挽歌3561:クロスロード

節子
今日はクロスワードというゲーム手法をベースにしたワークショップサロンを湯島で開きました。
テーマは「大震災にあったときどうするか」です。
クロスワードとは、分岐点というような意味ですが、ある状況の中での決断を迫られ、それにイエス/ノーを答えて、いろいろと話しあうワークショップです。
ファシリテーターは、阪神淡路大震災の経験から3.11で防災に使命感を抱いた上原さん。
東北で実際に活動されてきた3人の友人が参加してくれました。
習志野の校長だった宮崎さん、技術者として放ってはいられないと福島で3年間活動してきた櫻井さん、それに今年から櫻井さんの紹介で南相馬に行っている佐藤岳史さんです。
加えて、長年海外で仕事をしてきた塩幡さんや石井さんも参加。
いつもの常連もいましたが、いつになく実践思考のつよいメンバーが集まりました。
節子が知っている人は一人だけだったかもしれません。
ワークショップには退屈していましたが、久しぶりに面白いワークショップでした。
その理由は、合意形成を目指さないワークショップだったからかもしれません。
このワークショップの目的は、多様な考えの存在を実感することだと、ファシリテーターの上原さんは説明してくれました。

人の考えが実にさまざまであることを、この頃、改めて痛感します。
私からみれば、みんな敢えて苦労の多い道を歩んでいるように見えますが、たぶんその人から見れば、私のほうがそうなのかもしれません。

私のクロスロード、分岐点はどこだったのでしょうか。
昨日のワークショップでもそうでしたが、私は生き方においてはめったに迷いません。
一応、基本的な原則が決まっているからです。
節子との結婚も迷わなかったですし、25年間勤めた会社を辞める時も迷いませんでした。
周りの人は、いずれの場合も驚いたでしょう。
でも大きな分岐点では、人は自らの心身に従えば迷わないのではないかと思います。
むしろ迷うのは小さなクロスロードかもしれません。
それは自らでも判断できるからです。
しかし大きなクロスロードは、判断材料が十分に見えてこない。
だとしたら、素直に心身のおもむく方に従うのがいい。

すべては最初のクロスロードから始まっているという気もします。
映画「ニュールンベルグ裁判」でのヤニング弁護士のことを思い出しました。
「最初に無実の者を死刑にしたとき運命は決した」と彼は言いました。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2007/06/post_d133.html
私の運命が決まったのはいつだったのでしょうか。
節子と石山から京都に向かう電車の中だったのかもしれません。
偶然に会い、そのまま奈良に誘いました。
あれがすべての始まりだった。

この週末、奈良に行きます。
時間があったら、また少し奈良公園を歩こうと思います。

|

« CWSプライベートにようこそ | トップページ | ■ワークショップ「大災害に備えるために~東日本大震災の実例から教訓を得る」報告 »

妻への挽歌18」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30899/65371939

この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌3561:クロスロード:

« CWSプライベートにようこそ | トップページ | ■ワークショップ「大災害に備えるために~東日本大震災の実例から教訓を得る」報告 »