■政治が瓦解していくような気がします
政治家の役職辞任ブームです。
いずれも早晩辞任せざるを得ない人たちだと思っていた人たちなので、個別には意外性はないのですが、それが集中して起こったことに、何か不吉な予兆を感じます。
2日間の国会審査会は録画してほぼすべてを見ましたが、見世物としては面白い場面もないわけではありませんでしたが、些末な議論ばかりでした。
こういう「政治」は瓦解しても嘆かなくてもいいのでしょうが、問題は、そうした「政治の空白」に何かよからぬことが起こってしまうのではないかと不安です。
ただ、私の偏見だろうとは思うのですが、救いは前川さんや籠池さんの表情でした。
民進党は瓦解し、できるならばまた鳩山さんと小沢さんの民主党が復活してほしいですが、まあそれはあり得ない話でしょう。
しかし、小池新党などが反安倍の受け皿などになってしまうと、それこそ私の不安は的中してしまいます。
もうひとりの小池さん(共産党)は、相変わらず「共産党」という党名にこだわっていますから、これまた国民の声などには無関心で、結果的には自民との味方だと私は位置づけています。
二大政党政治においては、第三局の存在は、一番強い政党には好都合でしょう。
さてさて先が見えません。
やはり私は、政治思想において尊敬する鳩山友紀夫さんと嫌悪する政治思想の持ち主ですが政治家としては信頼できる小澤さんに組んでほしいです。
まあこれこそ真夏の夜の夢でしょう。
民進党は、どうして国民の声に耳を傾けなかったのでしょうか。
とても残念です。
でもこれだけたくさんの政治家が役職辞任するならば、新しい政治が見えてくるでしょうか。
そうだとうれしいのですが。
どうせならもっと多くの人が辞任してほしいです。
辞任すべき大臣や役職政治家はたくさんいるのですから。
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