■節子への挽歌3606:今年初めてのミンミンゼミ
節子
今日もまた猛暑日になりそうです。
西日本では豪雨による被害が広がっていますが、千葉はただただ暑いだけです。
暑さは、何かけだるさを感じさせて、豪雨などの自然災害さえなければ、ある意味での平和を感じさせます。
平和というよりも、倦怠感と言ったほうがピッタリかもしれません。
思い出すのは、若いころよく観たミケランジェロ・アントニオーニの映画です。
がんばらなければ戦争や争いは起きません。
不謹慎の話で、被災された人たちには申し訳ないのですが、千葉にいると自然の猛威が想像できないほど、穏やかな日です。
朝、歯医者さんに行ってきましたが、その帰り道、今年初めてのミンミンゼミの声を聞きました。
気のせいかもしれませんが、今年は夏の生き物がみんな元気です。
トンボもよく観ますし、蝶々もよくやってきます。
庭ではカマキリもよく見かけます。
生き物がみんな活性化している。
そんな気がします。
そういえば、庭でよくトカゲを見かけます。
なにか今年はいつもと違います。
もしかしたら、それは私が元気になったからかもしれません。
そういえば、いつもならミンミンゼミの前にニイニイゼミがやってくるはずですが、まだその声を聞いたことはありません。
蜂も少ないような気もします。
今年は、私の怠惰さのために、自然との付き合いがいささか不十分です。
こんな暑さだと自然と付き合うのも結構大変なのですが、やはりもっと自然と触れなければいけません。
がんばって早朝の畑仕事を回復しようかとも思っていますが、なかなか踏み切れません。
ミンミンゼミの声を聴いて、やはりもう少し頑張ろうと思いました。
夏の暑さにも負けず、と宮沢賢治も言っていますから。
それにしても暑いです。
涼しいだろう彼岸にいる節子は、この暑さを体験できないのを残念に思っていることでしょう。
暑さの思い出も、たくさんあります。
節子はどちらかというと、冬よりも夏が好きでしたから。
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