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2017/07/21

■節子への挽歌3609:初秋の風

節子
久しぶりに兄と会食しました。
生き方や考えが違うので、会えば必ず論争になります。
節子がいた時には、緩衝役を果たしてくれていましたが、いまはもろにぶつかるので大変です。
でもまあ必ず最後は仲直りで終わります。
そういうことを長年ずっと続けています。
節子が最初に会った私の家族は兄でした。

私もそうですが、節子も家族を大事にしました。
そのくせ、私も節子も親の意向に反する傾向もありました。
次男次女のせいかもしれませんが、どこかで親に反発しているところがあります。
そのくせ、節子は私の親との同居を選びました。
私はよくシェークスピアの「リア王」を思い出します。

節子は62歳で旅立ちましたが、なんとか両親を見送ることができました。
節子と同じ時期に、節子の母親も胃がんになりましたが、節子が一時元気になった時に、家族みんなでお見舞いに行き、葬儀にも行きました。
節子としては、親を送る責任を果たせました。

節子の生家は、浄土真宗ですから、法事も長いです。
結婚した時はそれこそ3日3晩という感じでした。
何もわからない私に、節子は法事での立ち居振る舞いを教えてくれましたが、早くから家を出ていた節子も、実際にはほとんど知らないはずでした。
でも、法事の時の、喪服姿の節子は見間違えるほどにきれいでした。
その節子に、私の葬儀を仕切ってもらえないのは残念です。

私も兄も孫は一人ずつしかいません。
ですから今は家族が集まるといっても、以前のようなにぎやかさはありません。
こうなってしまったのは、私と節子のせいだろうと思います。
いや私のせいでしょう。
いまさら反省しても始まりませんが。
それでも節子が元気だったら、違った形になっていたかもしれません。

今日も暑い夏日です。
でもなぜか風が初秋を感じさせます。
気持のせいかもしれません。
兄と話していて、むかしのことをいろいろと思い出しました。
私はどうもまだ大人になれていないのかもしれません。
いまなれないということは、結局、未熟な人間として終わりそうです。
でも人の最高の状態は、子ども時代かもしれないとしたら、私はとても幸運なのかもしれません。
わがままというべきかもしれません。
なにか今日は、朝から夏の終わりを感ずる不思議な気分です。

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