■今年も8時15分の黙禱をしながら考えました(2017年8月6日)
8時15分の黙禱をしながら考えました。
なぜ平和祈念式典に安倍首相が参列できるのか。
いつも不思議に思っています。
広島市長の平和宣言では、核兵器を絶対悪と断定しました。
「市民社会」についても言及しました。
とてもわかりやすい演説でしたが、やはり気になるのは、日本は「核兵器保有国」と「核兵器禁止条約参加国」との橋渡し役になってほしいというくだりです。
日本は核兵器禁止条約に参加しなかったのは、自らを核保有国と自覚しているからだろうと思います。
つまりアメリカの属国を自覚しているということです。
国家として自立しようとせず、主体性もない国に「橋渡し」などはできようはずもありません。
平和宣言で呼びかけるべきは、そんな政府にではなく、「市民社会」ではないかと思います。
つづく、子どもたちの平和宣言はとてもよかったです。
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