■節子への挽歌3632:節子が帰ってきました
節子
ようやく少し頭のなかが正常化してきました。
心身の時間が現実の時間に追い付いてきたようです。
いや反対かもしれませんが。
昨日、ほとんど外部との接触がなかったのがよかったです。
平常な心身で、お盆を迎えられそうです。
朝、精霊棚を整えました。
この間は仏壇は閉じられ、その前に精霊棚がつくられますが、わが家の場合は、とても簡単なものです。
年々、簡単になっていき、最近はスーパーの6点セットですませています。
それが少し気になっていて、昨年は畑で育てたきゅうりと茄子で馬と牛をつくりましたが、今年は畑をやらなかったので、また既成のものに戻ってしまいました。
花とお供えは、新鮮なものがいいので、朝、娘と一緒に買いに行き、きちんと整えてから、お墓に節子を迎えに行きました。
まだ兄は来ていないようで、両親はお墓にいましたが、節子は一足早い帰省です。
灯明で自宅まで連れてくるのは、節子がいた頃からの通りです。
お墓はにぎわっていました。
幸いに今日は涼しいので助かります。
いつものように、提灯ではなくガラスランプの火で、節子を自宅まで連れてきました。
近所のMさんが、今年もまた花束を届けてくれました。
今年は節子が好きな百合も入ったとても立派な花束です。
その横に、ユカが庭のアジサイを少しぜいたくに切り取って飾ってくれました。
まあわが家の場合、花は飾っても食べ物はあまりお供えしないのです。
まあそういう家なのです。
節子が戻ってきたからと言って、何かが変わるわけではありませんが、
今日はずっと灯明をあげていましたので、部屋をあまりあけられないので、なんとなく位牌の近くで過ごしました。
午後、ジュンが娘のにこを連れてやってきましたが、にこがいつもになく、元気にはしゃいでいました。
幼児は霊界とつながっているのかもしれません。
別れ際に私と手でタッチし合うのが恒例なですが、今日はその際、私の顔ではなく、どこか焦点の定まらない目で私の斜め後ろをみながら私にタッチしていました。
もしかしたら、そこに節子がいたのかもしれません。
さて今夜は夢に節子は出てくるでしょうか。
まあ例年のことで言えば、出てこないでしょうね。
困ったものです。
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