■節子への挽歌3646:他者の存在こそが、人に生きる元気を与えてくれる
節子
今日はまた嬉しい出会いがありました。
バングラディシュの若者です。
10年ほど前に湯島に来たことのある東さんの伴侶です。
湯島で、イスラムをテーマにしたサロンをやりたいとFBに書いたら、早速、連絡してきてくれた一人です。
バングラディシュにはささやかな思いがあります。
半世紀ほど前の建国時に興味を持ち、支援グループに入っていました。
と言っても活動をしたわけではなく、本当にささやかな応援だけでしたが、定期的に送られてくるニューズレターを読んでいました。
そんなこともあったので、なんとなく親近感がありました。
いろいろと話していると、お互いにいろんな接点がありそうです。
彼の思いにも共感できることが多く、サロンを発展していきたいと、改めて思いました。
もうひとり、レバノンの人と結婚している人からも連絡をもらっています。
こちらの方は、節子も知っている福田さんの教え子です。
私は面識はないのですが、近々お会いしたいと思っています。
今回連絡をくださった東さんとは、たぶん2度、もしかしたら1度だけお会いしただけです。
ある件で、相談に来た人のスタッフで、最初はその人に同行してきただけです。
なぜかその件は、それで終わってしまったのですが、その後、3人ともその組織を離れてしまったようで交流はなくなりました。
しかし、その後も東さんは私のFBをフォローして下さっていたようです。
うれしい話です。
私は、一度でも会った人とは基本的にできるだけつながりを維持したいと思っていますが、以前は会う人も多く、なかなかフォローしきれませんでした。
節子は、付き合うのであればもっと丁寧に付き合うべきだと言っていましたが、毎週かなりの人に会っていましたから、なかには失礼な対応をしていたこともあるかもしれません。
しかし、基本的には一度会った人はできるだけ頭に入れて、忘れないようにしています。
時々、会ったことを忘れてしまい、冷や汗をかくこともありますが。
ただ、交わした言葉には責任を持つようにしています。
おかげで、いまもなお、とても豊かな友人知人に恵まれています。
節子がいなくなっても、私が生きながらえているのはそのおかげかもしれません。
他者の存在こそが、人に生きる元気を与えてくれるからです。
イスラムの若者アプさんは、未来を見つめるとても誠実なまなざしをしていました。
サロンは9月17日の午後に開きます。
もしお時間があれば、若いムスリムと話しに来てください。
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