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2017/09/06

■節子への挽歌3656:良い風も吹き出しています

節子
昨日はちょっと元気が出る出会いがありました。
私が15年ほど前に翻訳した「オープンブック・マネジメント」に興味を持ってくれたおふたりの方が訪ねてきてくれたのです。
おふたりは、最近欧米で広がっている「コーオウンド会社」(従業員が所有する会社)を日本でも広げたいと活動している人です。

「みんなの会社」は私が理想とする会社のあり方ですが、それへの私の働きかけはあんまりしっかりと取り組まなかったために見事に挫折しています。
医や挫折どころか、着手さえしないままになっています。
会社時代に取り組んだCIプロジェクトも見事に挫折しましたし、その後の活動も何ら成果を上げずに終わっています。
私の思いにつながる切り口は2つありました。
一つは協同労働の協同組合。もう一つがオープンブック・マネジメントでした。
「オープンブック・マネジメント」を出版した時には、これで日本の会社は本来の姿を取り戻して元気になるだろうとさえ思っていましたが、見事に不発でした。
協同労働の協同組合は、本流の経済に寄生する姿勢から抜け出せずにいました。
いろいろと関わらせてもらえる契機はあったのですが、どこかでフルコミットできずにいました。
それで私自身はNPOの世界に関わりだしましたが、ここもなにやら違和感がありました。
ここでも「みんな組織」ではなく「お金に従属する組織」を感じてしまうことが多いのです。
どうやら私の居場所はないなと感じ始めていました。

そんな時に、従業員所有事業協会を立ち上げたおふたりがやってきてくれました。
久しぶりに昔の話をしてしまいました。
話しているうちに、なぜか企業への関心が少し戻ってきました。
生産活動が「雇用の場」から「協同の場」に変わっていけば、経済も社会も大きく変わるでしょう。
それを正面から取り組もうとしている人たちが現われはじめた。
何か元気が出ます。
私に何ができるかを、久しぶりに考えたくなりました。

節子
あんまり元気の出ない11年目のスタートでしたが、まあ良い風も吹き出しています。

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