■節子への挽歌3677:「人の痛み」と「金の力」
節子
今朝の日の出時には靄がかかっていましたが、8時過ぎから陽が出はじめ、さわやかな秋日和になりそうです。
しかし世間は相変わらずいろいろとあって、早朝から電話がありました。
ちょっと内容は書けないのですが、昨日、駆け込み寺的にあった電話の続きです。
調べてみたらこんな事実がありましたという内容ですが、人を信じてだまされそうになったという内容と言っていいでしょう。
まあよくある話ですが、その双方が私の知っている人なので、いささか事情は悩ましいのです。
話はとんでもなく変わりますが、アメリカのフーバー大統領の回顧録がようやく日本でも翻訳出版されました。
1300頁の大著なので読む勇気はまだでませんが、それを翻訳した人の書いた本を読みました。
そこにフーバー大統領の生い立ちが書かれていました。
貧しい環境で育ったようです。
だからこそ、人の痛みがわかり、生活視点での政治を行ったようです。
今日、電話があった事件に絡んでいる人も、貧しい環境に育ったようです。
そのために、お金の力を学んだようです。
それがその人の生き方につながったのかもしれません。
私も若干の被害を受けましたが、電話してきた方は、それを忠告してきてくれたのです。
同じ環境でも、そこから学ぶことは違います。
「人の痛み」と「金の力」。
そこから生き方が大きく変わっていきます。
同じ時代に育っても、人はこんなにも価値観が違ってしまうのだ、と最近痛感しています。
どうしてこんなに「貧しい時代」になってしまったのか。
とても哀しく寂しいです。
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