« ■節子への挽歌3691:他者を思いやる余裕がありませんでした | トップページ | ■節子への挽歌3693:節子に弔辞を語っていませんでした »

2017/11/13

■節子への挽歌3692:「すべての知恵は朝に目覚める」

節子
久しぶりに起きてすぐ挽歌を書きだしました。
ちょっと寝坊してしまいましたが。
空は雲で覆われていますが、手賀沼の向こうの東の空は少しだけ陽の光が輝いています。
静かな朝です。

いま少しずつ読んでいるソローの「森の生活」を今朝も少し読みました。
いつもは読みだしたら2日で読み終えるのが私の読書週間ですが、今回は毎日30ページくらいずつ読むようにしています。
この読み方もまた久しぶりです。

今朝よんだところは、朝の話でした。
ソローはこう書いています。

記念すべきことが起きるのは朝、大気に包まれた朝である、と言っておこう。
ヴェーダの経典には「すべての知恵は朝に目覚める」とある。

今朝の気分にピッタリです。
この静けさには心洗われます。
少しずつですが、鳥もさえずりだしました。
初冬を感じさせる朝です。

私の特技は、目覚めてすぐに心身が動き出すことです。
目が覚めてすぐに本を読んでも頭に吸い込まれるように入ってきますし、パソコンに向かえば文章が出てきます。
節子はいつもそれに感心してくれていましたが、たぶん寝ている時にも身心は動いているでしょうから、私には違和感はありません。
昔は今以上に、睡眠中の夢と現実がつながっていました。
ですから、節子の夢を見た朝は、夢の続きを節子に話しかけたりしたものです。
いまは、夢と目覚めた時の世界は切り離されてしまっていますので、夢を思い出すことさえ難しいです。

今日は普通の人にとっては週の始まりですが、私にとってはお休みの日です。
土日は何かと用事があるので、基本的には月曜日は安息の日にしているのです。
もっともそれが守られることは少ないのですが、今日は大丈夫でしょう。

今日から朝夕2回、挽歌を書くことにしました。
生活のリズムが戻ってくれるといいのですが。

|

« ■節子への挽歌3691:他者を思いやる余裕がありませんでした | トップページ | ■節子への挽歌3693:節子に弔辞を語っていませんでした »

妻への挽歌18」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌3692:「すべての知恵は朝に目覚める」:

« ■節子への挽歌3691:他者を思いやる余裕がありませんでした | トップページ | ■節子への挽歌3693:節子に弔辞を語っていませんでした »