■節子への挽歌3695:男性と女性の世界
節子
今日は湯島で「ほっとスマイルプロジェクト」の集まりがありました。
主に認知症予防ゲームやラフターヨガの実践者たちの集まりです。
10人を超す参加者がありましたが、みんなとても熱心です。
私にはあまりふさわしくない集まりなのですが、いろんな経緯があって、関わっています。
みんななにか社会活動をしたいという思いを持っている人たちです。
仙台からわざわざ参加してくれている人もいます。
女性たちの元気さにはいつも圧倒されます。
節子が元気だったころは、まだこの活動にあまりコミットしていませんでした。
ですから節子はゲームを体験したことがありません。
節子がいたら参加するでしょうか。
ちょっと微妙な気もします。
今日、一人の方が私に1冊の本を持ってきてくれました。
「茶色の朝」
フランスの政治を動かしたといわれる寓話の絵本です。
帰りの電車で読みました。
とても示唆に富んでいる本です。
節子が読んだらどういう感想を持つだろうかと思いました。
湯島ではいろんな集まりがありますが、参加者が男性中心の時と女性中心の時とでは雰囲気が違います。
政治関係の場合は圧倒的の男性が多いです。
本をくださった方は、湯島の政治の集まりにも参加してくださったことがあります。
しかし、多くの場合、男性たちの理屈っぽい話になかなか割り込めません。
私自身は、生活者である女性たちの政治の話し合いをいつも聞いてみたいと思っています。
節子がいた時には、節子を通して女性の反応を時々感じていましたが、いまはそれができません。
この「茶色の朝」を材料にして、女性たちの話し合いをできればといいなと思いました。
でもまあ女性の集まりには、私自身がなかなか入っていけません。
男性と女性は、やはり別の世界に住んでいるような気がしてなりません。
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