■節子への挽歌3702:節子の好きな富有柿
節子
年内に挽歌の番号に追いつくためには毎日2つずつ書かないといけません。
書くのをさぼってきた罰です。
困ったものです。
今日は岐阜の佐々木さんからどっさりと富有柿が届きました。
早速供えさせてもらいました。
秋の仏壇は、果物が欠けることはありません。
果物は節子よりも私のほうが好きなのですが、富有柿だけは節子の方が好きだした。
ですから、私が食べる前に節子に供えさせてもらったわけです。
それに、節子にはルールがあって、果物を食べるのは朝が一番いい、せめて昼間が限度で、夜は食べないのです。
そのルールを、節子がいなくなった今も私は守っています。
しかしまあ、供えるのは早い方がいいと思い、夕方になっていましたが、供えてしまいました。
彼岸には、たぶん時間は流れていないでしょうから。
果物ルールの例外は、みかんです。
みかんは夜こたつに入ってテレビを見ながら食べるというイメージがあるのです。
節子も、みかんだけは夜のほうがよく食べていました。
こたつとみかんは、なんとなく相性がいいですし。
しかし最近は、わが家からこたつはなくなりました。
わが家の生活の風景もどんどん変わってきています。
節子がいたら、たぶん違った変わり方をしたでしょうが。
一番大きな変化は、私が早寝早起きになったことです。
それと自宅で本をよく読むようになりました。
節子がいた時には、読書よりも節子と話す方が楽しかったのですが、いまはその楽しみはなくなりました。
読書が楽しいわけではなく、節子と話す時間が空いてしまったので、読書しているという感じですが、最近は時々とても感動的な本に出会います。
これもまた節子のおかげでもあります。
まあ、ものは言いようですが。
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