■節子への挽歌3700:平成生まれの若者
節子
平成生まれの若者に会いました。
刺激を受けました。
彼と話していて、今の時代に生まれたら、どんなに生きやすかっただろうと思いました。
もっとも仮にそうであっても、私が彼のように軽やかに生きられたとは思いませんが、それでももっと普通に生きられただろうと思いました。
話していて、もうひとりの(たぶん)平成生まれの若者のことを思い出しました。
どこかでとても似ています。
それにしても、若者はやはり魅力的です。
生きたビジョンがある。
もっとも本人はそのビジョンを必ずしも意識してはいないのですが、感ずるものがあります。
いつかこの2人を引き合わせたいと思います。
彼と話してもう一つ気づいたことがあります。
私に見えてない世界で、世界は大きく変わっているということです。
人は自らの知識とビジョンでしか世界を見ていません。
私は、自分では世界がかなり見えていると自負していますが、何のことはない、見えているのはとても狭い世界でしかありません。
そのことに改めて気づかされました。
もっと世界に関わらなければいけません。
最近の私は、いささか「引きこもりの感」があります。
若者に会うと元気が出ます。
節子に出会ったころの私はたぶん今日出会った若者に少し似ていたかもしれません。
いまの自分が、あまりに違ってしまっているのを思い知らされました。
いまの私を見たら、節子はどう思うでしょうか。
きっと失望するでしょう。
困ったものです。
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