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2017/12/29

■隠し立ては諸悪の根源

久しぶりに貴乃花問題のことをモーニングショーで見ました。
論調がどうも変わって来ているような気がします。
しかも、何を論じているのかが全く分からない議論が行われていました。

しかし、相変わらず貴乃花人気はなくなっていないようですし、相撲協会も公益法人として扱われているようです。
私には相撲協会はブラック企業とは言いませんが、金銭目的のショービジネスとしか思えません。
勝負に100万円もの賞金をつけていることがすべてを語っています。
勝負の勝ち負けがお金でやりとりされているという話があるそうですが、それは当然の帰結でしょう。
ショービジネスとはそういうものです。

貴乃花を応援するコメンテーターが多いですが、貴乃花は人の道に反しているように思います。
約束も果たさずに、自分の弟子だからと公職の任よりも身勝手な行動を正当化する。
知っていることも語らず、謝罪に来た人を無視し、声をかけてくれている人も無視する。
なぜ「今は話せない」という一言が発せられないのか。
子どもたちに、人を無視することを奨励してしまうような行動です。
信念があるのであれば、もっと正々堂々と行動できるはずです。
見ていて私には不様にしか見えません。

貴乃花は、相撲協会の改革に取り組もうとしていると報道されていますが、もし本気であれば、改革の内容を社会に公言すべきです。
公言する勇気もなく、しかもその組織の役員に就任しているのであれば(それは「改革すべき組織の責任」を負うということです)、自らこそが一番の元凶ではないのか。
内部告発者になる勇気さえないのでしょうか。

まずは潔く、組織の役員を辞任し、問題を明らかにするのが筋ではないかと思います。
そしてそうした組織の役員であったことを、まずは謝罪すべきです。

もし協会に問題があるのだとすれば、協会の問題を隠蔽しているという点では、貴乃花も同罪です。
関係者がテレビでよく「問題を公言したら大変なことになる」ともったいぶって話していますが、知っているのであれば明らかにすべきです。
知っていて明らかにしないということは、自らもその問題に荷担しているということなのです。
知ったものの責任を果たす勇気もない貴乃花には失望です。
それをかばう人たちには、哀しさを感じます。
どうしてみんなもっと堂々と生きないのでしょうか。

評議員の池坊委員長の素直な姿勢に共感を持ちます。
隠し立ては諸悪の根源です。
この問題は、単に相撲協会の問題ではなく、いまの日本の社会を象徴しているように思います。

また貴乃花ファンからお叱りのメールが届くでしょうが、やはりここは私の意見を書いておくことにしました。
お許しください。

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