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2018/01/17

■節子への挽歌3753:社会からの脱落感

節子
今日は曇天で日の出が見えませんでした。
そのせいか元気が出ないです。

先日、「茶色の朝」というフランスの寓話を読んで話し合うサロンを湯島でやりました。
この寓話は、「茶色のペット以外は飼ってはいけない」という法律ができたことから始まります。
おかしいと思いながらも、いつの間にか世界は茶色で埋め尽くされていく、そんな話です
日本もそうなってきていないか、もしそうであればどうしたらいいかというのが、このサロンを始めた理由です。
16人の人が参加してくれましたが、話を聞いていて、まだ日本の社会がそうなってきていることへの認識を持っている人は少ないようです。
もちろんちょっとおかしいと感じている人が多いからこそ、16人も集まったのですが。

私はもう茶色の世界になってきているような気がしてなりません。
それ以上に、いまや生きている人間が少なくなってきてしまったとさえ思うのです。
逆に言えば、私が死につつあるとも言えます。
生と死はコインの裏表だと私は考えていますので、もし私のまわりが「死んでいる」なら、言葉を反転させれば、私が「死んでいる」ことになるわけです。
わかりやすくいえば、別の世界に住んでいる、つまり、此岸に住んでいるのはどちらなのかというわけです。

最近は、すべてがおかしいような気さえしだしています。
価値評価が全く違うのです。
パワハラとかセクハラとかいう問題にも違和感がありますし、フェミニストやジェンダーの捉え方にもどうも違和感がある。
犯罪もそうです。
テレビの報道バラエティでコメンテーターが話すことにどうも違和感があるのです。

29年前に会社を辞めた時に半分思ったように、社会からどんどん脱落しているような気がします。
さてどうやって残りの10年を過ごせばいいのか。
いささかの迷いはあります。

節子がいたら、こんな迷いは全くなかったでしょう。
青い空が見えない日は、私はどうも元気が出ません。
困ったものです。

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