■節子への挽歌3744:くら~い気分の1日
節子
今年は少しきちんと生きようと思っていたのですが、年初からミスばかりです。
もう2回も、意に合わない言動を重ねてしまい、自己嫌悪に苛まれています。
私は性格に欠陥があり、あることに触れられると暴発してしまうところがあります。
それがなかなか直らない。
あることというのは、自分でもあまりわからないのですが、権威主義が関係しているようです。
権威を振り回す人がいると、つい切れてしまうのです。
私もまた、「権威」から自由になれていないということかもしれません。
困ったものです。
そんなわけで、今日は「くら~い」気分で1日を過ごしていました。
今日、やったことといえば、年賀状をきちんと読み直したことと、その人たちにメールしたことくらいです。
いちいちその人のことを思い出しながら、短いメールをしました。
それで気付いたのですが、北九州市の人が多いのです。
そういえば、一時期、北九州市に転居しようと考えたこともありました。
節子と一緒に北九州市にも行きました。
2回ほど行ったように思いますが、結局は転居しませんでした。
両親と同居していたことが大きな理由でした。
最初に北九州市を私たちに案内してくださったのはYさんでした。
Yさんは要職にありながらも、自分の車でいろいろと案内してくれました。
そのYさんももうお勤めは辞めていますが、年賀状によれば奥様の看病をしているとのこと。
だれもが老いには勝てません。
長野のYさんからは娘さんたちの写真入りの年賀状が届きました。
彼らの父親に頼まれて、一度長野に出かけましたが、その時節子も同行しました。
そしてそこで、まだ1歳になっていない娘さんに会ったのです。
娘さんはもう14歳。
あれからもう14年がたったのです。
年賀状を読んでいると、時間の流れが改めて伝わってきます。
メールを書くのは1分もかかりませんが、その前後にいろいろと思うことがあります。
そのおかげで少し気分が明るくなりました。
3回目の過ちはしないように、気をつけないといけません。
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