■節子への挽歌3748:成田山新勝寺への初詣
節子
遅くなりましたが、今日、成田山に初詣に行きました。
毎年来るたびにどこかが新しくなっています。
その一方で、これまでは気楽には入れたところが入れなくなったりもしています。
節子と一緒に来ていた時とはかなり変わってきています。
昨年末に醫王殿(いおうでん)も完成しました。
やはりいささか違和感はありますが、お参りした私の前の人はとても丁寧に祈っていました。
回廊式なので、順番を待たなければ前に進めないため、だいぶ待ちました。
私は軽く祈っただけでした。
人は身勝手なものです。
今回も本堂での護摩祈祷にも参加しました。
いろいろと思い出すことも多いです。
祈祷の中で、それなりに大きなお布施をした会社の名前などを読み上げるのはいかにもという感もしますが、あの雰囲気はいいものです。
高野山の早朝に宿坊で、真っ暗な御坊で市川さんに護摩だきをしてもらったことも思い出します。
ちょうどのタイミングで、北九州の友人からメールが届きました。
私も知っているKさんが臨済宗のお寺に得度して入山したのだそうです。
偶然に大分の大光寺で、会ったのだそうです。
Kさんお僧侶姿をイメージしてみました。
何があったのでしょうか。
いや何もなかったのかもしれません。
今年は北九州市に行きたいと思い出しています。
福岡にも、ですが。
いつものように、節子の好きだった川豊で食事をしました。
一緒に行った娘は美味しいと言っていましたが、私は少したれの味が変わったような気がしました。
変わったのは私かもしれません。
これまでまったく無視してきた薬師堂も拝んできました。
先日のブラタモリで、その意味を知ったのです。
知ることで意味が変わってくる建物というのも、なんだかおかしいですが。
ここは昔の新勝寺の本堂だったのだそうです。
新しい醫王殿よりも、ずっと私には心が通じます。
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