■節子への挽歌3774:自由になると見えてくるものがある
節子
血圧の薬を飲みださしたのですが、調子はなぜかよくありません。
首のあたりの血管がどうも詰まった感じで、スムーズではありません。
薬を飲みだすのが遅すぎたのでしょうか。
困ったものですが、如何ともしがたい。
しかしまあ大丈夫でしょう。
今日はしばらく連絡がなかったTさんと会いました。
なんとなくどうしているかなと思って連絡したら、3月で郷里に戻るとのこと。
郷里は愛媛県だそうです。
久しぶりに湯島に来てもらい、食事をしました。
気がついたら4時間も話していました。
Tさんは開口一番、佐藤さんが連絡してくるのはいつも私が遠くに行く直前ですね、といいました。
そういえば、前回はフランス転勤の直前でした。
佐藤さんには気配が伝わるのですね、といわれると、もしかしたらそうかもしれないという気がしないでもありません。
なにしろ最近は、現世と彼岸の境界意識さえ、あまり気にならなくなってきましたから。
Tさんと会ったのは、もう20年以上前になるかと思うのですが、管理職の研修会だったそうです。
なぜそれがいまの付き合いに繋がっているのか、私は思い出せませんが、その一事からもってしても、Tさんはたぶん個性をお持ちの人でしょう。
講師と受講生という関係は、私には基本的にありえないのですが、この15年は、むしろ私のほうがTさんから学ぶことが多かった記憶しかありません。
しかし私と話が合うくらいですから、Tさんもかなり変わっている人かもしれません。
Tさんが愛媛に立つ前に、湯島でサロンをしてもらうことにしました。
時間がうまく合えばの話ですが。
ちなみにTさんは数年前に所属していた組織を離脱しました。
自由になったわけです。
自由になって初めて見えてくるものもある。
そんな話をしていたら、4時間たってしまったというわけです。
今夜は6時過ぎから湯島でサロンです。
それまでの2時間、湯島に一人です。
頭の後ろがちょっと痛いです。
倒れなければいいのですが。
いやはや困ったものです。
こういう不安のなかで時間を過ごすのは、これで2度目です。
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