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2018/02/22

■節子への挽歌3783:また雪です

節子
朝、起きたら、雪が降っていました。
窓から見える隣家の屋根には雪が積もっています。
今日は湯島に行かねばいけないのですが、いささか心配です。

昨夜はいろいろと考えることがあって、あんまり眠れませんでした。
歳のせいかもしれませんが、深夜に目が覚めると眠れなくなることがあります。
最初に思うのは、いまもなお、節子のことですが、それは私が以前は節子が寝ていた場所で寝ているからかもしれません。
節子の目覚めの世界の中で、私も目覚めるわけです。

ところで、とても不思議な気がするのですが、節子がいた頃に比べて、寝室がいつも明るくあたたかいのです。
真夜中に起きて、以前はこんなに明るかっただろうかと不思議に思うことも少なくありません。
遮光カーテンをていねいに締めていないために隙間ができるせいかもしれませんが、なぜか明るい気がします。
あたたかさも、私の感覚が鈍くなっていて、寒さをあんまり感じなくなっているのかもしれません。
節子がいなくなってから、このほかにもいろいろと変わったことはあります。
たぶん節子が私の中に少し入り込んできているのかもしれません。
そう思うとなっときできることもあります。

雪は、とてもわずかではありますが、まだ降っています。
私の家の隣家は、少し低いところに建っていますので、2階の私の仕事場の窓からは、その屋根が見えるのです。
空も雪雲ですので、窓の外には真っ白な世界が広がっています。
雪の朝は音が雪に吸い込まれて静かですが、今朝もとても静かです。

東京新聞の私の記事を読んだ人から、今朝もまたメールが届いていました。
昨日は、その記事のおかげで、15年ほど交流のなかった人からも連絡がありました。
その人はこう書いてきました。

数年前まで長く組織のなかで守られて仕事してきましたが、 やっと佐藤さんのスタンスが私なりにわかるようになりました。

何かとてもうれしい気がします。
人の生き方や考えは、そう簡単にわかるものではありません。
それを簡単に分かったと言ってくれる人がいますが、そういう人に限って、私の生き方や考え方を真逆に受け止めている人も少なくありません。
しかし、この人のように、わからなかったことにわかってくれる人がいることは実にうれしいのです。
それはたぶん私にも言えます。
私ももしかしたら、他者に「あなたの生き方や考えはわかる」などと言っていることがあるかもしれません。
気をつけなくてはいけません。

外はだいぶ明るくなってきましたが、まだ雪です。
こんなことを書くと笑われそうですが、最近は天気がまるで私の心情を表現してくれるような気がしてなりません。
三寒四温という言葉がありますが、最近の私の心は、まさにそんな状況です。
いろんな意味で、ですが。

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