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2018/03/11

■節子への挽歌3786:感激の再会

節子
この数日はいろんな人に会っていましたが、一番感激したのは広島の武鑓さんに会ったことです。
たぶん武鑓さんの話は節子にもしたことがありますが、節子は覚えてはいないでしょう。

書きだすときりがないのですが、私は「ある思い」を持って会社を辞めました。
時評編で近日中に書くつもりですが、会社を辞めたのは、このままだと社会はおかしい方向に動き出し、私自身生きづらくなるだろうという危惧の念からです。
そして、会社で取り組んだことを少し広い社会でやろうと思ったわけです。
しかし会社を辞めてみると、世界の広さについつい魅了されてしまい、あまりの面白さに翻弄されてしまった感があります。
その結果、結局何もできなかったわけです。
どれか一つに、もう少し誠実に取り組めば、かなり違った結果になっていたと思いますが、次々と出合うことの魅力に負けてきてしまった気がします。

そうした活動の一つが、経営道フォーラムという活動です。
これは私が始めたものではなく、市川覚峯さんが始めたものですが、それに関わらせてもらっていました。
経営者に心と道を、というのが市川さんのビジョンでした。
これについても書きだすときりがありませんが、私は30年以上それに関わらせてもらっていましたが、昨年で終わらせてもらいました。
もっとも始めた市川さん自体は、その前にその活動から離れています。

一昨日、そこで関わった人たちが、私への感謝の会を開いてくれました。
その集まりに広島からわざわざ出て来てくれたのが武鑓さんです。
武鑓さんと会ったのは、たぶん25年以上前でしょう。
当時は私はまだ大企業は変えられると思っていました。
そして「会社の社会性」や「企業理念」などに関して講演させてもらったり、経営幹部の人たちの集まりに関わらせてもらったりしていたのです。
その時に出会ったのが、武鑓さんです。
私が担当するチームに参加してくれ、企業理念に関する報告書をまとめたのですが、その時に武鑓さんは私の話をしっかりと聞いてくださいました。
私はまだ当時は、思いだけで走っていた頃ですので、冷や汗が出ますが、武鑓さんは私の活動を応援してくれ、自動車業界の社長会などで私に話をさせてくださいました。
その「勇気」には、後で考えると感謝しかありません。
もちろん武鑓さんの「勇気」です。
その後も、経営とは全く無縁な、戦時体験の記録の本を送ってきたりしてくれました。
私のことを、きちんと受け止めていてくれたのです。

言葉ではうまく書けませんが、心が伝わる出会いというものはあるものです。
会場に行くと、その武鑓さんがいらしたのです。
もうそれだけで、集まりに来てよかったと思いました。

武鑓さんは、自動車会社の経営から卒業した後、大学に通いだし、いまは陶芸をやられています。
いつか武鑓さんの作品に触れたいと思っています。

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