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2018/05/03

■憲法記念日のお薦めの3冊

今日は憲法記念日です。
私は毎年、この日には日本国憲法を読むことにしています。
必ずしもすべてを読むわけではありませんが、前文だけは必ず読みます。
私は、日本国憲法は前文だけでいいのではないかと思っていた時もあります。
前文は文章的には、あんまり美しくはありません。
内容もいささか整理されていない気もします。
しかし、そこには、国家は人々が幸せに暮らせるための仕組みでなければいけないという精神を感じます。
「人々」というのは、国民だけではなく、世界中の人々という意味です。
そこには心底共感します。

いま、憲法改正が話題になっています。
しかし、「護憲」とか「改憲」という言葉ほど、わからない言葉はありません。
何を守り、何を改めるのかが、わからないからです。
憲法は「条文」ではなく「理念」だと思うのですが、その理念の議論があまりありません。
いま、私たちが考えるべきは、何を変え、何を守るのかであって、「憲法」を変えるか守るかではないように思えてなりません。
しかし、実際には、そこから本質を変えられていくのでしょう。
ですから「護憲か改憲か」という問題が成り立つのだろうと思います。
でも、もし私が「護憲か改憲か」とか「憲法改正に賛成か反対か」と問われても、応えられません。
「国家は人々が幸せに暮らせるための仕組み」でなければいけないか、と問われたら、即座に「はい」と答えられますが。

今年になって2冊の憲法関係の本を読みました。
篠田英朗さんの「ほんとうの憲法」(ちくま新書)と中島岳志さんの「保守と立憲」(スタンド・ブックス)です。
前者は発想の空間を広げてくれ、後者は発想の時間軸を広げてくれる本です。
もう1冊。私の友人が15年ほど前に書いた本も推薦したいと思います。
武田文彦さんの「赤ペンを持って「憲法」を読もう」(かんき出版)です。

憲法を読んで、そこからいまの日本の社会の状況を考えるといろんな気付きがあるはずです。
連休中に、憲法をテーマにしたサロンを開こうかどうか迷いましたが、他でもたくさんの集会があるので、今年は企画しませんでした。

しかし今日、改めて前文を読み直して、日本国憲法の理念とは何なのか、そして、「何を守り、何を改めるのか」について、サロンを開きたくなりました。
できれば5月中に開催しようと思います。
よかったら参加してください。

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