■節子への挽歌3880:喜寿 一人で良く頑張りました
節子
喜寿を迎えたことを友人からほめられました。
「喜寿 一人で良く頑張りました」というメッセージが届きました。
小学校時代の同級生の女性からです。
彼女も、私よりも前に伴侶を見送っています。
その彼女も、間もなく喜寿です。
このメッセージは、彼女自らへの褒め言葉でもあるのです。
こういうメッセージは、心を感じられるので、私でもうれしいです。
伴侶を見送り、独りで生き続けることは、きびしいものです。
それを乗り越えられずに、再婚する人もいますが、その気持ちもよくわかります。
乗り越えられずに、後を追う(自死という意味ではありません)人も少なくないでしょう。
特に男性の場合は、独りで生きるのは不得手なような気がします。
私の場合は、娘たちがいたので、なんとか生きながらえましたが、精神的な人生は全く変わってしまいました。
生きる意欲はなくなり、生きる喜びは遠くに行ってしまった気がします。
ですから、誕生日おめでとうなどというメッセージも、気持ちを逆なでされる気分さえするのです。
でも、それはたぶんなかなかわかってはもらえないでしょう。
「喜寿 一人で良く頑張りました」とメッセージしてきた友人も、
でも最後にこう書いていました。
やはり < おめでとう >と申し上げます
何がめでたいのか、やはりよくわかりませんが、ここは素直に受けておこうと思います。
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