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2018/05/14

■節子への挽歌3856:晴耕雨読

節子
昨日は午後から雨のために畑に行けませんでした。
代わりに自宅のプランターに、ナスときゅうりの種をまきました。
芽が出るでしょうか。
以前はいつも苗を買ってきましたが、今年は種から始めようと思います。

雨だったので、午後は久しぶりに読書をしました。
本を読んでいますが、横道の読書は久しぶりです。
この数日、本を読む気があまりしなかったので、畑仕事のせいか、読むが戻ってきたのです。
読みだしたのは、少し古い本ですが、今年になってようやく翻訳出版された「先史学者プラトン」です。
副題が「紀元前1万年-五千年の神話と考古学」です。
新聞に国分功一郎さんが紹介していたので、気になっていたのです。
プラトンと歴史と言えば、いうまでもなくアトランティスの話ですが、本書はそこに示されている寓意を読み解いているのです。
まだ半分しか読めていませんが、とても面白く、パウサニアウ・ジャパンの友人たちにも知らせたくなりました。

というわけで、昨日はまさに晴耕雨読でした。
昨夜も雨だったので、畑はぬかるんでいますので、午前中は読書をしていました。
でも晴れてきました。
晴耕雨読であれば、読んでいるわけにはいきません。
今日は在宅の予定なのですが、畑はまだ無理そうなので、庭の手入れをしようと思います。
われながら実に健康的な生活です。

ちなみに昨夜は身体がかゆくて目が覚めていましたが、朝起きてから、友人に教えてもらったように、3種類の野草をすってかゆいところに塗ってみました。
見事にかゆみは消えました。
生活の知恵は、歴史の中で積み重なってきているのです。
神話から学ぶことも多いです。
「先史学者プラトン」は時間と精神に余裕のある方にはお薦めです。

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