■節子への挽歌3859:ドクダミ効果
節子
笹薮との戦いのためか、手足などに湿疹が出てきてしまいました。
かゆくてどうにもなりません。
皮膚科に行こうかと思いましたが、有機農家の金子さんのアドバイスを思い出しました。
そういう時には、野草を3種類、すり合わせて、その液をぬると言い。
ドクダミがあれば、ドクダミだけでもいい。
それで皮膚科に行く前に、ドクダミの葉をすりこんでみました。
そうしたら効果があったのです。
かゆみが軽くなり、皮膚科に行かないですみました。
もちろん完全にかゆみがなくなったわけではありません。
何しろ身体中ですから、手が届かずにすりこめないところもあるのです。
しかし、農家の人の知恵には感心しました。
ところで、肝心の畑と花壇ですが、いささか最近疲れてきました。
今日も朝早く起きていくつもりだったのですが、また某所から銀行の残高が不足して引き落としできなかったので、直接振り込んでくださいと連絡がありました。
その工面をしているうちに、畑に行く元気がなくなってしまいました。
お金があるのも困りますが、ないのも時に困ります。
昨日、また野菜の苗を買ってきました。
ですから畑を耕して、苗を植えられるようにしなければいけないのですが、今日は風が強いので、畑行きはやめました。
まあ、こうやって理由を見つけて、作業をさぼるのは、素直に生きている私としては、やむを得ないことでもあります。
困ったものですが。
その代わりに今日は、ゾロアスター教の本を読みました。
かなり前に入門書を読んでいますが、「先史学者プラトン」を読んだせいか、その時とは全く違った印象です。
世界は、自らの知識(世界)によって、まったく違う風に見えるものです。
今日は在宅なのですが、午後は久しぶりにフーコーです。
節子もよく知っている柴崎さんが、毎日、少しずつフーコーの「言葉と物」を読んで、コメントを送ってきます。
それで私も読まざるを得なくなったわけです。
柴崎さんは、節子が知っているころと変わりません。
せっかくの知識と発想力が、他者に伝わらないのが残念です。
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